【文スト】【短編集】文豪×〇〇彼女。２【文豪ストレイドッグス】

綾辻×彼女。（きゅうり様リク） ページ7

激甘設定です、そのつもりです…。
苦手な人はバックプリーズ。
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『綾辻先生』

「……」

『綾辻先生〜』

「……」

『あーやーつーじー先生！』

「…何だ」

『離して下さい！』

「無理な頼みだ」

『無理違う！』


今の状況を説明します。綾辻先生に抱っこされてます、以上です。


『２時間も此の侭じゃないですか！』

「君は抱き枕を知っているか」

『抱き枕違う！』


何だ此の人。こんなにベタベタだっけか？


『ほら、離れて下さい。流石にもう辻ちゃんの冷ややかな目を受けたくない！』

「俺は別にいい」

『私が良くない』


流石にこの体制はヤバい。私が色んな意味で。


『離して下さい〜』

「…五月蝿い女だな」

『ひど…っ！？』


一言呟くと、何の躊躇いも無くブラウスの釦を外す綾辻先生。


『ちょい、先生！？』

「何だ、黙ると思ったのだが駄目か」

『どんな黙らせ方！？』


ズルッと肩が見える様にずらされたブラウス。

綾辻先生は流れる様な動作で顔を近づける。


「…ん」

『ひ…っ』


効果音としては「ハグハグ」が近いだろうか。肩を甘噛みしてくる先生。

痛くない。擽ったいその感覚がもどかしい。


「ほう、黙ったか。効果は抜群か」

『調子乗るなせんせ…ぅ！』


チュッと一点を強く吸われる。見なくても分かる、そこには紅い花が咲いてるんだろう。


「…綺麗だ」

『耳元で云わないで下さ…っちょ、何箇所に付けてるんですか…！？』

「俺の気が済むまで付ける」

『辻ちゃんに見られたら如何するんですか…！』

「見せつけろ、俺の所有物だとな」


駄目だ、敵わない。

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S乱歩×誘い受け彼女。（安定の安定様リク）→←ヤンデレ敦×お人好し彼女。（凛子様リク）

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