【鬼滅の刃】報われない女の子の話。【竈門炭治郎】

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炭治郎に「時間があったら稽古を付けて」と言われてた。

その「時間があったら」が今日だったので蝶屋敷に足を運んだ。

次いでに甘味処で買ったよもぎ餅も持って。


『(最近、蝶屋敷行く事多くない…？)』


怪我って理由じゃないからまだ良いんだけど。


『(昔は、カナヲとお話する為に毎日行ってたっけなぁ…)』


懐かしいな、と思いながら
『ごめんください』と玄関先で声を掛ける。

すると、三人の小さな子供がヒョコッと顔を出した。


「「「Aさん！」」」

『きよ、なほ、すみ』

「お疲れ様です！」

「しのぶ様に御用ですか？」

「それとも、何処か怪我をされたのですか？」

『いや、炭治郎に稽古付ける約束しててさ。今何処にいるか分かる？』

「多分、訓練所でカナヲさんと反射訓練をしていると思います！」

『有難う。あとコレ。皆で食べてくれると嬉しいな』


ハイ、とよもぎ餅の入った包を渡す。


「わぁ！有難うございます！」

「美味しいそうですね。後でお茶を入れましょう！」

「炭治郎さんとの稽古が終わる頃にお声掛けしますね！」

『え？いや。私はいいんだよ。蝶屋敷に居る皆で食べて』

「こういうのは皆で食べた方が美味しいんですよ！」

「皆でお話しながら食べるのは楽しいんです！」

「Aさんも一緒に食べましょう！」


キャッキャッと、目の前ではしゃぐ三人。

断るに断れる空気じゃ無くなってしまった。

いや、断れるけども、断ったら悲しい顔をさせてしまう。ここは三人の言葉に甘える事にした。


『じゃあお言葉に甘えて。一緒に食べようかな』

「「「是非！」」」

『元気だね』


三人の頭をポンポンと撫でる。

照れて俯きながらも嬉しそうな表情を浮かべる三人にホッコリした。


『それじゃまた。美味しいお茶、楽しみにしてるね』

「「「はい！」」」




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順位ついてる…！ありがとうございます！！

そしてズルズル描写しすぎて題名の展開に全然なっていないという自覚はあります、すみません！！(((((

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