気楽に呪え【呪術廻戦】

24._後日談 ページ24

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｢学校っつーのはどうしても呪霊が生まれるもんだな｣

『パパ様、Aね呪霊に呪力パンチしてさとるくんが来るまで呪霊動けなくしたんだよ！』

｢祓えなくてどうすんだ？｣

『稽古もっとがんばるね』
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××小学校一学年フロア女子トイレに突如現れた4級呪霊は五条悟により無事祓われた

現場のトイレにいたのは、1年1組閻魔A.1年3組上原麗香.1年3組緑川真緒.1年3組早瀬静香の4名。
内1名は頭部の欠損により即死、2人は気絶、残りの1人はケロッとしていた

幸いな事に悲鳴を聞いた職員が生徒をトイレに近づけさせず、この事件が噂となり学校全体に知られることは無かった



五条悟がかけつける前にトイレの中を確認した職員数名がその場で嘔吐、数日後に凄惨な現場を目撃したことによるショックで離任、気絶した2人は気絶する前の数時間の記憶が頭を強打した事により飛び上原麗香が亡くなった当時の記憶も無くした




呪術関係に関わったことのある上は××小学校にこの事件を事故として処理させるように圧をかけた。

まぁ、上原麗香の親族にする説明に苦しんだようだが、結果事故となったのだから全てOKである。




この事件を知っているのは当事者の閻魔Aと五条悟だけ



そして閻魔Aは他がよくある学校での呪霊事件だとこの事件を片付ける中、何故呪霊があの場に現れたのか事件の真相を知っていた




なにせあの呪霊を生んだのは他でもない彼女自身だったから。




勿論、言葉通りの意味ではない

術師から呪いが生まれるのは死後呪いに転ずる場合のみ

呪霊は人の身体から流れた負の感情(微量の呪力)が具現し意思をもった異形の存在で、呪力のコントロールができる術師からは生まれることがない。が、その事実を前提にしても彼女が呪いを生んだという表現はあながち間違いではないのだ。


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呪霊は人の身体から流れた負の感情(・・・・)が具現し意思を持ったもの
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今回の事件でその負の感情を数週間に渡り生ませたのは？

言わずもがな、閻魔Aである





それを自覚していた彼女にとある不安が生まれた

【またこのようなことがあってパパ様に気づかれたら捨てられる】





『さとるくん、A明日から皆と仲良くする』

五条｢急にどうした｣

『とりあえず、困った時には神頼み』

五条｢行動しろ｣





▷閻魔A、捨てられない為に学校での地位を築く。





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【呪霊関係に関わったことのある上】

これは教育委員会とか理事長とか、校長よりもずっと上の人達の事です、語彙。

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