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みんなとカトクを交換した事でキリよくお開きとなり、またねと手を振る中テヒョンイヒョンが『電話するね！』と大きく手を振っていたため、『待ってます』と言って少し笑ってしまった。
物凄く有意義…というか、情報量の多い一日だったな。日記でも書いたら3ページくらいは埋まりそうだ。
「あ、ヤヨイ姉ちゃん。コンビニでアイス買お。」
「えっ、まだ食べるの…？」
姉ちゃんは呆れた顔をしつつもコンビニに車を停めてくれた。
…………
……
…
その後姉ちゃんに家まで送ってもらい、今はお風呂上がりのアイスを堪能中。
やっぱりバニラはうまい。
すると、テーブルに置いてあったスマホが震えた。電話だ。
会社からかと思い慌てて手に取ると、画面には韓国語の文字。
だ、誰だ？これ。グギヒョンとかかな。でも7人以外繋がってないし、誰でもいいか。
私は食べていたアイスのスプーンを咥えたまま電話に出た。
「
『お、出た。夜遅くに悪いな。』
「んぁれ、ナムジュニオッパ？」
勘が外れたな。まあ、まともに当たったことないけど。
私はスプーンを置いて話を続ける。
『こんな時間だから、てっきりグギヒョンかテヒョンイヒョンかと。』
『ああ、ジョングギ達も居るよ。他のみんなも。誰がかけるかって話で、またじゃんけんしたんだ。』
『んははっ、またですか。』
通話料金を誰が背負うかのじゃんけんかな。お気の毒に。
『それでオッパは、2回目も引いちゃったわけですね。』
『そういう事。勝った人は5分だけ先に話せるらしい。』
『なんですかその、特に需要のない5分。』
『はは、そんな事ないよ。みんなAと話すのが好きなんだ。』
そんなわけ…とも言いきれない。みんな物好きだからな。
テヒョンイヒョン辺りが自信満々に提案してそう、とオッパに伝えれば『当たり』と言ってクスクス笑った。
『5分って微妙な時間ですよね。何を話したらいいのか。』
『確かにな。…そうだ、今日聴かせてくれた音源だけど…』
『あ、電話終わったら再調整をしようと思ってて…他にも気になる点が？』
『ああいや、違うんだ。その、嫌じゃなければ…音源の調整が終わったら、送って貰えないか？あの後ユンギヒョンがソワソワしててさ。』
『まあ、俺も人の事言えないんだけど』と、ナムジュニオッパは笑う。修正後どうなるのか気になるよねそりゃ。
『出来次第すぐ送ります』と言って、私もクスッと笑った。
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作者名：りいた | 作成日時：2021年9月15日 12時
