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翌日。

待ちに待った……否、マネージャーが待ちに待った歌謡祭の日である。

そして、私の出番まであと10組。

「MW〜!調子はどう?のど飴いる?」
「いや、いいです。それよりそのテンションどうにかしてください。」
「無理よ!なんたって今日は私の好きなアーティストも来るんだから!」
「クソ私情…迷惑かけないでくださいよ。」

そろそろ行くか、と舞台裏へ向かう。するとそこには、有名な歌手やアイドル達が。
…あ、BTSさんもいる。随分早いな。

「あ、MWさん!最近よくテレビで見かけますよ〜!」
「あぁ、初めまして。お会いできて光栄です。」

誰よりも腰を低くしていこう。目をつけられたらたまったもんじゃない。

海外のアーティストさんにも、1部には聞いてもらえているみたいで声をかけていただいた。こういう時英語を覚えていてよかったと思う。

するとBTSさんからとてつもない視線を感じたので、そちらに目をやる。

「うおっ」

真ん丸な大きい目をした、可愛らしいうさぎ顔の少年。確か…JUNGKOOKさん?
パチッと目が合ってしまい、何故かお互いに見つめ合う。

これだけ目が合っていて挨拶しないのもな…と、BTSさんの方へ向かってみる。

『こんにちは、初めまして。MWと申します。』

私が韓国語を話したからか、全員が驚いた顔でこちらを見る。
…通訳さんもいるし、日本語にしとけばよかったな。

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作者名:りいた | 作成日時:2021年9月15日 12時

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