52話 ページ9
gr「…そろそろ、他の幹部も来ると思います。」
前で繰り広げられるコネシマ、シャオロン、鬱のコントに冷たい視線を送っていると、グルッペンに声を掛けられる。
時計を見ると、あれから10分程経っていた。
グルッペンに頷き、入り口の方に視線を向ける。
すると、ワイワイと複数の話声が聞こえてきた。
す、と扉が丁寧に開く。
すると、先程の三人よりも上品そうな人達が4人入ってきた。
?「あれ、その人…グルッペンに似てるね。」
?「もしかして、グルさんのお兄さん？」
白い軍服に、変なマスクを着用している人と、深緑の軍服に七三分けの人が発言をする。
gr「あぁ、そうだ。…兄上、自己紹介お願いします。」
「え、あぁ…えっと、グルッペンの兄のAだ。決してハイスペックでも無いが、役に立つように努力する。…宜しく。」
一度に初対面4人に話すのは初めてなので、視線を少し下げて言う。
すると、先程発言した七三分けの人が言葉を発する。
tn「どうも、トントンです。この国では書記長の地位に付いとるんやけど、宜しくな。」
と言い、優しい笑顔を向ける。
それを期に他3人が次々と挨拶をする。
os「オスマンです〜。外交官長やけど、まあ気い張らんと宜しくな。」
ht「ひとらんらんです。普段、マンちゃ…オスマンとよく居るけど沢山話し掛けてね。」
em「エーミールと申します。本職は大学教授ですが、訳あって此処に住まわせて貰っています。どうぞ宜しく。」
笑顔で丁寧に挨拶をされて、先程とのギャップに少し驚く。
gr「…で、あと5人居るのですが…一人は少し出ていて明日帰ってくる予定です。…あとのは、多分もう少しで来るかと…」
まだ居るらしい。
逆によく、こんな大勢のエリートを集めたものだ。
しばらく、皆が座ったテーブルを見る。
みんな笑顔で、悲しい顔や固い顔をする者は居なかった。
歴史的に見ても、こんな軍事国家は少ないのではないだろうか。
俺が感心したようにしていると、外からギャーギャーという声が聞こえてきた。
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GREENS - やばい…これは面白すぎる！更新頑張って下さい！！ (2019年4月27日 11時) (
レス) id: 63cda1f554 (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 面白くて一気に読んでしまいました！更新楽しみに待ってます！応援してます！頑張ってください！ (2019年2月14日 21時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
リトル - カイさん» ありがとうございます！好きと言って頂けて嬉しい限りです…！お気遣いありがとうございます、更新お待ち下さい！ (2018年3月24日 1時) (レス) id: a5d722d791 (このIDを非表示/違反報告)
リトル - 羅朱☆MKRさん» ありがとうございます！お気遣いありがとうございます、頑張ります！ (2018年3月24日 1時) (レス) id: a5d722d791 (このIDを非表示/違反報告)
リトル - 74さん» ありがとうございます！嬉しいと言って頂けてこちらも嬉しいです！更新頑張ります、コメントありがとうございました！ (2018年3月24日 1時) (レス) id: a5d722d791 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リトル | 作成日時：2018年1月17日 20時
