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お昼休み、いつも通り寧々ちゃんと一緒に屋上へ向かってます。
今はいつもの寧々ちゃんに戻ってるし、よかった。
あ、雑誌はしっかり脇に抱えてるよ。司先輩とあと知っていたらなんだけどえむちゃんの誕生花も調べたいし!!
「とうちゃーーく!!!」
「来たね」
「待っていたぞ!!」
いや、なんでいつも先に着いているんですか。私達も授業が終わってすぐに来たんですが。あれですか、足の長さですか。類先輩は細長いんで仕方がないですね。
「A君、何を持っているんだい?」
「そうなんです類先輩。これを見てください!」
「何がそうなんですなんだよ……」
「ほっといていいよ」
私は類先輩の隣に座りあるページを開いた。
「おや、これは誕生花かい?」
「そうです!寧々ちゃんから類先輩の誕生日を聞いて調べてみたらびっくり!そのまんまの類先輩が書いてありましたよ!!」
「それは気になるねぇ。なんて書いてあったんだい?」
「それがですね!!類先輩の花は───」
私が話出そうとした時、寧々ちゃんが少し慌てた様子で口を開いた。えっ?
「A、確か司とえむのも調べたかったんじゃないの?先に調べたら?」
「寧々ちゃん?」
どうしたんだろう。やっぱり何か変だ。
占い内容を聞いてからかな。
うーん。まぁ、寧々ちゃんが嫌なら言わない方がいいかな。
「そ……それじゃ、まず司先輩。誕生日はいつですか?」
「おっおぉ……。えっとだな。スターとなる俺の誕生日は5月17日だ!!」
よかった。司先輩はいつも通り反応してくれた。
今ここで聞くのはなんだかおかしいもんね。
「えっとですね。司先輩の誕生花はフクシア。花言葉は……………」
え、これが司先輩の花言葉?
なんだか………面白い!!
「な……何が書いてあったんだ!?」
「いえ……くふっ……ふふふ……」
やばい。笑いが……笑いが止まらない!!
「どれどれ。僕が読もうかな」
「おね……ふふっ……がいしま………っww」
「そんなに笑うようなことなのか!?!?」
司先輩は顔を青くして叫んでいる。いや、だって……くくく……。ひひ……。
「えっと。司君の花言葉はつつましい愛、信じる愛。だって司君。良かったね。いいことしか書いていないよ?」
花言葉を聞いた司先輩はその場に固まり、寧々ちゃんも私同様お腹を抱えながらも笑いを抑えようとしている。
うん、笑うよね。だって、愛がテーマの花言葉だもん。
「まるで司君のための花言葉じゃないか!!」
その言葉に私と寧々ちゃんのお腹は死にました。
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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
