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Meet ページ1

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メガネくんたちに会わせたい人がいる。



そう言って玉狛支部に呼び出された、修、遊真、千佳

迅のいうその人物はまだ到着していないらしく、

3人と迅とオペレーターの宇佐美はリビングでお茶をすすっていた。



「こんにちはー!」



玄関から聞こえてきた声に迅は楽しそうに立ち上がった。



「あ、迅さんとうさみん!

ひさしぶりー!!」

「めらちゃん!」

「「「(めらちゃん?)」」」


入ってきたのは黒髪が美しい少女だった

首からは立派なカメラが下がっている



「あ、A。

この子たちが例の新人。」

「噂の!」


宇佐美の方に体を向けていた少女はくるっと、

体の向きを変えて修たちを見、可愛らしい笑みを綻ばせた


「はじめまして!

玉狛支部所属有郷(ありざと)A、18歳です。

みんなからはめらちゃんって呼ばれてるからそう呼んでね!」

「なんでめらちゃん?」

「いつもカメラを持ってるからだよ!

カメラのめらちゃん!」

「なるほど。」


にこにこ、と人の良い笑顔を振りまいている少女

修は少女を見て不思議に思った。


「(迅さんはなんでこの人をぼくたちに合わせたかったんだ?)」


少女には失礼だが、

少女がそれほど特別な力をもっていそな雰囲気はない。

「迅さん。」

思い切って本人に聞いてみようと迅の顔を見た修の思いを読み取った迅は、

それに応えるように口を開いた。


「メガネくんたちをこの子に合わせたかった理由はね、」



_________からだよ。




.

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一言では理解しきれなかった。

目の前のこの人は、

一体どれほどの苦痛を味わってきたのだろうか。




.

Meet→



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作者名:名もなきもの | 作成日時:2021年2月22日 7時

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