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『では、ありがとうございました』




平助「こちらこそ。またいつでも寄ってくださいね」




正興「お気をつけて。



そらる「……それでは」




96「さよならー!!」




俺たちは武道場を後にした




そらる「しかし坂田に技を食らわせるとはあの平助ってのすごいな」




96「ねー!って、正興さんは規格外すぎでしょ。あの筋肉ヤバくない?」




『普段どんだけ筋トレしてたらあんなのになんだろ?』




そんな話をしながら歩いていると




ゾワッ




『!……なんか、見られてる?』ボソッ




そらる「ああ……とにかく、気づいてないふりして歩いて」コソッ




視線が突き刺さる




憎しみ、恨み、恐怖、嫌悪……殺気




さっきとは違うムード




そして、後ろに人の気配が多数




今歩いている道は人通りが少ない道だ




間違えるわけない




あの足音の主たちは、俺らを狙っている




だんだん足音が増えてきた




足音と言っても、微かに分かるくらいだ




主たちは足音を消すのが上手いらしい




そらる「……このまま人通りの多い道に出たらヤバいかもしれない。……ひとまず、ふたてに分かれて逃げよう。……この国から出るのは難しいかもしれないから荷馬車とかに紛れて出よう」コソッ




『分かりました。坂田、俺と行くぞ』コソッ




坂田「え」




坂田は急に自分の名前を呼ばれて驚いたのか下に向けていた顔をあげた




そらる「……じゃあ96は俺と。とりあえず撒いたら少しずつ門に近づいていって。もし、日が傾いても合流できなかったら先に出て、助けを呼んでくるんだ」コソッ




96「『はい』」コソッ




坂田「……分かりました」




そらる「じゃあ俺たちは左、Aたちは右だ。行くぞ……3、2、1、0!!」




バッ!!




俺たちはふたてに走り出した

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山犬 - ココアさん» お疲れえええええええええ!!!!! (2019年7月1日 20時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - 山犬さん» 久しぶりだよぉぉぉぉぉぉぉこっちもテストさーーーーー 終わったぁぁぁぁぁぁぁー (2019年7月1日 17時) (レス) id: 58cb0365d1 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - ココアさん» あれ、久しぶりのココアだ!一回だけなんじゃああああ!!!! (2019年6月30日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - 楓さん» 教えてくれるかえちゃんがしゅき!!←なるほど……ありがとう!!頑張るよー!!ってことで続編で会おう!!(( (2019年6月30日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - なんで高評価一回しかできないのぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁー (2019年6月30日 21時) (レス) id: 58cb0365d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山犬 | 作成日時:2019年4月1日 11時

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