【歌い手】男装海賊少女は白を望む

番外編　2 ページ46

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ｶﾞﾁｬｯ




『おはよー。んーいい匂い！！』




食堂に入ると焼きたてパンの香ばしい匂いが




そうそう、この船簡易だけどオーブンがあってパン焼けるんだぜ！？




ハイテクすぎて怖い……




坂田「あ、A。はよー」




まふ「おはよー！」




朝から元気な二人の声が




『おはよ。まふ、そらるさんは？』




そういえば姿が見えない




もしかして傷が……？




まふ「え？寝てる」←




『……わお』




心配しなくてもよかったみたいだ




まふ「さっき起こしに行ったら先食べててって言われた」




『そう？じゃあ食べてよ』←




そらるさんが言ったんだからな！




先食べても文句は聞かないからな！！




天月「あ、A君！背中大丈夫？」




厨房から出てきた天月




『うーん……痛いけどまあまあかな。……ところで天月君。君の手の中のものは……』




天月が持っていたのは、焼きたてほやほやのいい感じに色のついたパンだった




天月「ああこれ？朝ごはんだよ。一人二つまで！」




えーーーという声が食堂に広がった




ほとんど男だけど




天月「しょうがないでしょ。……我慢しろ男供」




あ、天月……口が、口が悪くなってますよ……




席につくと、向かい側に座っていたうらたに声をかけられる




うらた「出歩って平気なのか？」




『……大丈夫だべ』←




多分




うらた「ふーーーーーーーーーーん」




長い！長いようらた君！！




伸ばす音が長いよ！！




……さーて飯食ったらどうしようかな









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まだ続きます

明日までお待ちください

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