115ページ まふside ページ43
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ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ
食堂ではまだ騒いでいた
とっくにお風呂の時間は過ぎているけど、みんな入ろうとしない
僕は外の空気を吸うため、一人で食堂を出た
まふ「んーー！気持ちいい！」
風は少し冷たく、潮の匂いがした
火照った体にはちょうどいい冷たさだ
まふ「……幸せだな……」
後ろで響く仲間たちの声が、自分がここにいるという証明になっていた
本当に、この船の一員でよかった
ｶﾞﾁｬｯ
『あれ、まふ』
食堂の扉が開き、A君が出てきた
まふ「A君？どうしたの？」
『俺？あるふぁにそろそろ終わって寝てろって言われてさ……部屋に戻るところ』
残念そうにA君は肩を落とした
まふ「そっか……じゃあ僕も一緒にいくよ」
『！本当に！？サンキュー』
顔をほころばせたA君
ﾄｸｯ
ﾄｸｯ
まふ「じゃ、いこ」
僕たちは二人でA君の部屋に向かう
『……まふ、笑っていろよ』
向かっている途中、唐突にA君が言った
まふ「え？」
『まふが笑顔だと、みんな明るくなる。まふが笑顔じゃないと、みんな暗くなる。まふの笑顔は、みんなに元気をくれるんだ』
もちろん俺にも
と、最後にA君は言った
とびきりの笑顔で
ﾄｸｯﾄｸｯﾄｸｯ
なんだ、僕より、君の方が
君の笑顔で僕は元気になる
僕は君に、助けられる
鳴り続ける鼓動に気づかないふりをして、僕は
うん
と、答える
この感情の名を、僕は知っている
まふ「……A君……Aって、呼んでいいかな？」
・
はい、とうとうまふまふ回本編終了！！
あとは番外編を書いたら続編へ！！
ということで早くリクエストを〜〜〜！！！
今日中がいいなー(･ω･)
………来なかったら頑張って書きます
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山犬 - 闇雲@センラーさん» 遅くなりました！……同士……(☆ω☆) (2019年6月30日 16時) (
レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲@センラー - 同士よ…………( ☆∀☆) (2019年6月16日 16時) (レス) id: a89d1b894b (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - Charaアンテさん» 長いんですよ………ありがとうございます。 (2019年2月21日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
Charaアンテ - 長いですね…これ…おもしろい… (2019年2月17日 12時) (レス) id: 7bd2ec4960 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - この子さん» お返事遅くなってごめんなさい！！Eve君ですね？ありがとうございます！！ (2018年12月18日 23時) (レス) id: 0a1d25e071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山犬 | 作成日時：2018年9月12日 6時
