85･THside ページ48
「もう〜！ジョングギ諦めて寝ててよ！」
さっきから隙あればベッドから抜け出してAちゃんに会いに行こうとするジョングク。
あまりにもしつこくて子供っぽいから呼び方も呼び捨てに変えた。(勝手に)
ちなみにこれが3回目だ。
でも大抵途中で力つきて廊下でぶっ倒れてる。
ぶっ倒れたジョングギをベッドまで運ぶ俺の労力もわかって欲しい。
安静にしていないせいか熱もぐんぐん上がってさっき40度を越したというのに元気なもんだ。
JK｢早く…いかないと…Aがいなくなっちゃう…｣
捕まえる度に涙目でそういうもんだからこちらも責めるに責められない。
耳が垂れたうさぎみたいで可愛いし。
ジミナの3倍はありそうな大きいおめめから溢れんばかりの涙。
「ジョングギ〜。Aちゃんに会いたいのは分かるけどさぁ、俺の腰が死んじゃうからそろそろ勘弁してよ？」
そう言っても熱でぼーっとしているのかムスッとして返事のないジョングク。
なんでくっつかないのか分からないくらい相思相愛なのにね。
JK「熱下がったら…会えますか？」
「もちろん！だから切実に早く寝てくれ」
Aちゃんくらいなら簡単に抑えられるけどお前くらいでかいとベッドに運ぶことすら一苦労だよ…。
いそいそとベッドに戻って布団を被るジョングク。
((〜🎶〜🎶
｢もしもし〜？ジミナ？｣
＜テヒョンア？そっち大丈夫？＞
｢大丈夫じゃないけど？で何？｣
＜だよね笑。だからジョングギにグッドニュース持ってきたよ。＞
5分くらい電話していた後ジョングクにグッドニュースを伝えに行ってあげる。
｢おーい、ジョングク？Aちゃんがお粥完食できたみたいよ。だからお前も早く元気になれって。｣
JK｢ほんとですか？｣
今度はジミナの5倍くらいお目目が大きくなったジョングクくん。
その後ホクホクとした笑顔になって1人で小さい声でよかったって呟いていた。
軽率に言ってかなり可愛かった。
そのあとジョングギはすごいスピードで布団に潜り込んでものの5分で寝やがった。
ほんとに今までの苦労はなんだったんだろう…？
それにしてもなんで付き合っていないのか不思議なくらいだ。2人ともお互いのことを思いあっているのに…。
不器用な弟たちの恋愛がもどかしくて、ジョングギの頭をクシャッと撫でた。
｢男なら男らしく、Aちゃんに寂しい思いさせてるんじゃねーよ｣
寝ているジョングギに向かって小さな独り言を呟いた。
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Blue(プロフ) - 桜桃さん» 了解です！完結したら書かせていただきます。ブラックジミン、良いですよね笑 (2022年11月28日 19時) (
レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - Blueさん» わぁ〜私の作品も読んで頂けてるなんて光栄です。リクエスト的な物ですが、私、Blueさんの描く ブラックジミンに診察される シチュエーション大好きなんです。無理をして体調崩して ジミンに診察されてるパターンがまた、みたいです。 (2022年11月27日 23時) (レス) @page50 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» わざわざコメントありがとうございます！私も桜桃さんの作品が大好きでよく読ませて頂いてます。本当にコメント嬉しかったです。このお話を読んでくださりありがとうございました！ (2022年11月27日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お話が面白すぎて…こんなに更新頻度が早いのに…待ちきれなくて、何度も読み返しちゃってます。これからも、楽しみにしています (2022年11月27日 14時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue | 作成日時：2022年11月4日 19時
