80･JKside ページ43
俺がボストンバックをAに向かって投げて、そしてAが走って外に出ていって。
ようやく自分のしてしまったことの大きさがわかった。
まずい、今日は気温が10度以下なのに加えて雨が降っている。
さすがにどこかに入るかな…。
心配でいてもたってもいられなくなってAをおいかけようとする。
((〜🎶〜🎶
Aだと思って通知もみずにとびつくと、まさかの後輩からの電話だった。
＜先輩！すみません。今大丈夫ですか？＞
全然大丈夫ではないが相当に焦った口ぶりから用は聞いておかなければと思う。
聞いてみれば明日の会議で使う資料のデータが完全に消えてしまったらしい。
だからいつも保存とバックアップはしっかり取っておけって言っているのに。
つい舌打ちが飛び出しそうになるが、明らかに落ち込んだ後輩を前にさらに攻めることも出来なかった。
仕方なくもう一度会社に戻りマッハの速さで仕事を終わらせる。
ただ、1からの作り直しだったため2時間弱かかってしまった。
焦って家に帰ったがAは家にいなかった。
Aが家を出てからなんだかんだ3時間程度経過している。嫌な予感がして外に出て雨の中傘もささずに馬鹿みたいにAの名前を叫ぶ。
約1時間外を探し回ったがAがどこにもいなかったため一旦家へ向かう。
Aからの連絡が無いかスマホを確認するとジミニヒョンからカトクが入っていた。
JM Aちゃんはテヒョンの家で預かってる。
何があってこんな夜に一人で出歩かせたの？
通知は1時間前だった。
ひとまず安心してマンションに戻ると、黒いズボンに黒いフードを被ったスタイルのいい男性が入口前にもたげていた。
JK「ジミニヒョン…」
無表情で何を考えているのか全く読むことが出来ない。
ただ顎を使って俺にセキュリティーを解くように指示した。
どす黒いオーラダダ漏れのジミニヒョンは何度も見たことがあるけど、こんなヒョンを見るのは初めてだった。
部屋に着くまでずっと無言だった。
部屋の鍵を開けてドアを閉める。
JM「歯食いしばれ」
急にそう言われて、聞き返すまもなく顔を思い切り殴られる。
なんの予測もしていなかった俺は簡単に吹っ飛ばされ、床に倒れ込んだ。
JK「いっ！」
殴られた頬を触ると家具にぶつけたらしく血が滲んでいた。
JM「…Aちゃんから聞いたよ、家を出た理由。」
何も言えずに黙り込む。
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Blue(プロフ) - 桜桃さん» 了解です！完結したら書かせていただきます。ブラックジミン、良いですよね笑 (2022年11月28日 19時) (
レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - Blueさん» わぁ〜私の作品も読んで頂けてるなんて光栄です。リクエスト的な物ですが、私、Blueさんの描く ブラックジミンに診察される シチュエーション大好きなんです。無理をして体調崩して ジミンに診察されてるパターンがまた、みたいです。 (2022年11月27日 23時) (レス) @page50 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» わざわざコメントありがとうございます！私も桜桃さんの作品が大好きでよく読ませて頂いてます。本当にコメント嬉しかったです。このお話を読んでくださりありがとうございました！ (2022年11月27日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お話が面白すぎて…こんなに更新頻度が早いのに…待ちきれなくて、何度も読み返しちゃってます。これからも、楽しみにしています (2022年11月27日 14時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue | 作成日時：2022年11月4日 19時
