愛病 百二十一話 ページ21
｢ツバサ！退いてろ！お前には無理だ!!｣
刀を構えるとほぼ同時に、私の後ろでサスケ兄さんが叫ぶ
お前には無理...か....
｢...サスケ兄さん...私ね、何時も兄さんたちの後ろをずっと遠くから見てるだけだったの｣
｢でも、置いてかれるのは嫌だから、必死に修業した。一日でも早く追いつかなきゃって｣
早く強くならなきゃ
何時までも弱い泣き虫なままの私じゃダメ
もっと強くならなきゃ
｢だから見てて、私が戦うところ｣
大事な人を護れるくらい強く
｢第四の道、修羅道｣
あの日みたいに、泣いてるだけなんて嫌だから
全て写輪眼で容易く避けられる
当たり前だ
イタチ兄さんの方が、私たちより何年も先に忍者になってるし、こなしてきた実践の数も桁違いだし
何より
｢なんだ、その程度か、お前の力は｣
私はイタチ兄さんと戦いたくない
実の兄弟同士の殺し合うなんてやだよ
誰も望んでない、死んだ母さんや父さんだって
｢っ?!｣
｢やめだ、興が醒めた｣
そう言ってイタチ兄さんは私の首を掴む
｢だから言っただろ、"お前如きには何も出来ない"と｣
段々と力は強くなり、あまりの痛さに私は顔を顰める
｢ツバサ?!おいテメェ、ツバサを離せ!!｣
私は震える手でその腕を掴み抵抗するが、全く意味は無い
息が、意識が段々遠くなっていく
ダメ、ダメよ、ツバサ
何をしに此処へ来たの
兄さんたちを止めるためでしょ
その為に今日まで私は生きてきたんじゃない
｢...！｣
こんなところで気絶して溜まるものか
｢...なんだ？幻術？いや、本物か?!｣
私は蛇を呼び出し、イタチ兄さんの手から逃れる
そして、さっき腕を掴んだときに付けたマーキングで、瞬時にイタチ兄さんのとこへ飛ぶ
｢なにっ?!｣
突然のことに驚き、対処出来ずバランスを崩すイタチ兄さん
私はその一瞬の隙を狙い、畳み掛ける
急所から外れた場所を刀で一突きしようとした
そのときだった
ガキンッと歪な音を立てて私の刀が
｢いやぁ、危ないところでしたね。イタチさん｣
幾分も大きな刀、大剣のようなものに防がれた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
テスト期間、終わりました
実を言えば、数日前には終わってたんですけど
最近、BORUTOを視聴してましてね
見事に木ノ葉丸のギャップにやられちゃいまして
近々、木ノ葉丸落ちの小説も上げたいなと思ってます
以上、作者のどうでもいい話でした
２０２１/０５/２８
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狗犬(プロフ) - あやさん» 有難うございます。そう言ってもらえて嬉しいです、今学業に力を入れている為更新が厳しい状況となっていますが、落ち着いたら頑張って更新致しますので宜しくお願いします！ (10月2日 21時) (
レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 是非とも続き読みたいです！ (10月2日 20時) (レス) id: f6af94ada0 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - りなーるさん» コメント有難うございます！いま、ネタを収集している最中ですので、暫くお待ちください。 (2023年4月2日 23時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
りなーる(プロフ) - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます！！ (2023年4月2日 20時) (レス) @page45 id: fcaf0d8ff7 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - ミミさん» コメント有難うございます！中々、更新出来ずじまいで、すみません。更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年2月18日 9時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狗犬 | 作成日時：2021年4月23日 21時
