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42。 ページ43

朔間side。






やれやれ、逆先くんは嘘を言ったのか……。

凛月はどこにもいないし、ワンコには怒られるし、不運じゃのう。




そう思って、ワンコの説教を聞いていると、突如大声が聞こえた。









『違う!!!』









誰の声か。



喧嘩でもしたのかの、と後ろを振り向くといつも笑顔で落ち着いた表情のAが眉を下げ今にも泣きそうな顔で怒っていた。





我輩たちが見ていることに気づいた瞬間、ハッとした表情をして、そして深呼吸をして自分を落ち着かせた。









『あ、えっと……逆先くん、大声出してごめんね。俺、ちょっと頭冷やしに行ってくる』









一見落ち着いたように見えるが、目は話しかける逆先くんを見れず下を向いて早口になっている。



周りは静かになり誰一人物音も立てなかった。





いつも笑顔で、余裕を持っているAからは想像つかないほどの大声だからのう。









「逆先くん、Aくんに何を言ったんじゃ」

「ボクはそんな大したことを言ってないヨ。ただ、彼の地雷原を踏んでしまったからダ」

「何を言ったんだよ、クソ赤毛」









やれやれ、とでも言うような仕草を取り、逆先くんは答えてくれた。









「それは僕の口から言うことじゃないネ。ただ、Aセンパイのためにも、零にいさんのためにも、ヒントは「愛」ってことを教えてあげるヨ」









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どぽぽ2(プロフ) - 那生さん» ありがとうございます!!他の作品も応援して下さりありがとうございます^^*これからもよろしくお願いします!! (2020年1月6日 11時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
那生 - 完結おめでとうございます!!!すごい面白いかったでござる!!!他の作品も頑張ってください!!応援しているでござる!!! (2020年1月6日 9時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ2(プロフ) - 名無しさん» アリガトウゴザイマス。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - カンケツオメデトウゴザイマス。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 4e31eec717 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ2(プロフ) - 四面楚歌さん» 面白いと言って貰える作品を作ることができて、嬉しいです!今まで読んでくださりありがとうございました!!! (2019年9月2日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どぽぽ | 作者ホームページ:どぽぽ  
作成日時:2019年7月22日 2時

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