一万やるから、ハグさせて【五条悟】

28.トゥルースリーパーだとすぐに眠れるんだろうか ページ28

*




ベットは背の高い戦士のために作られたものだからか



見たことがないぐらい大きい。




A「し、つれいします。」


五条「あはは、何それ。」


A「、ほら、先生も寝ましょ。」




顔が見える状態での無邪気な笑顔は、私にはまだはやい



熱くなりそうな顔を振ってベットに乗った。




ふかふかで手触りがいい。



これは、いいな…




五条「ふふ、気に入ったみたいでよかった。」


A「、先生、今日よく笑いますね。」




五条「好きな子がそりゃあ彼女になったんだもの。



笑顔も出血大サービスしちゃうよね。」





布団に入りながらにこっとまた微笑む青い瞳が



心臓をぎゅっとつかむ。






好きだなぁ





もう、好きって言っていいんだ







柔らかい布団に沈んでいくようで




もう、思考はふわふわだ





A「おやすみ、なさい、せんせ…」












五条side




自分の横ですやすやと眠る顔を眺めながら



小さくため息をつく




あーぁ、男の前でそんなに無防備になっちゃって


僕の最強な理性を褒めてほしい


おやすみなさいって言われたときの顔で思いっきり目覚めたんだけど




ここにあるものなんて普段使ってないし、


気にしたこともなかったのに



いちいち目の奥きらきらさせるから、


今になって買ってよかったって思ったな




さすがにこっち向いては寝なかったけど、隣で寝てるのが普通に無理



硝子が聞いたら馬鹿にしてきそ〜…






どうやって寝ようかな





*

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