. ページ28
胡蝶しのぶside
騒がしい声が聞こえて、ようやく来たのだと安堵する。
きゃあ!と甘露寺さんの声が聞こえて、何かがあったのだろうと思う。甘露寺さんが叫ぶと言うことはそれなりのことがあったからだと思うのだけど…。
まぁ大方、Aさんを助けに向かった煉獄さんたちにきゅんきゅんしてしまったのだろう。
そう思いながら、だんだん声が大きくなる場所へ向かった。
蟲「あら、皆さん騒がしいですよ」
この時見た光景をきっと私はこれから先も忘れないとその時感じた。
煉獄さんの背に力なく身を預けるAさんは、着物がひどくはだけていた。それを凝視する宇髄さんたち。煉獄さんだけ状況が分かっていないようだった。
とりあえずその中でも一番慣れていそうな宇髄さんを睨んだ。凝視せずに煉獄さんの羽織をAさんに着せたらどうなんですかね。
蟲「ふふふ。一体、何をされているのですか?」
ニコニコ笑いながら言えば、この場にいた全員が固まった。
音「い、いやっ…時透が」
蟲「…」ニコニコ
蟲「時透くんのせいにするんですか?」
その言葉に詰まった宇髄さん。
『ん、…あ、れ』
その時タイミングよく目覚めたAさんに、周りの人は嬉しそうな顔をした。
153人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
令花 - 冨岡さんめっちゃかっこいい (8月3日 15時) (レス) @page50 id: 9fc0619dbf (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 早く続きが見たいです!よろしくお願いします! (2022年3月4日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月4日 14時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りん∞(プロフ) - ラテPさん» 頑張ります!ありがとうございますヽ(*^^*)ノ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
ラテP(プロフ) - もちろん\(^o^)/この作品も、更新したごとに、見たいと思います 更新頑張ってください (2021年5月3日 16時) (レス) id: f555ccc325 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きりん | 作成日時:2021年4月28日 3時