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「あーっ！！悔しいー」
「当然の結果だろ」
その通りなのだけど、やっぱり悔しいものは悔しい。
「でも、冷泉ちゃんも二位だったし、凄いよ」
「ありがと、諸伏」
今日は座学の試験結果が発表された。
結果はーーーーーー1位、降谷。2位、私。3位、諸伏。
降谷に又追いつけなかった。前回の試験もこの順位だった。
周りの人は、「東都大学卒の中に食い込むだけ凄い」と言ってくれるのだが、私は警察学校組を守らないといけない。
そして、その警察学校組の中には降谷も含まれているのだから。確かに降谷は死ぬ訳では無いけれど、原作での��降谷零��は、今の降谷とは違って、時々どこか淋しげで、ふっと消えてしまいそうな気が私はしていた。
だから、降谷のことも��救済��したいんだ。
だけど、降谷は強い人だ。その降谷でも引き上げられなかった��降谷自身��を引き上げる為には、私も、もっと強くならないといけない。
「よし、降谷」
「ああ」
お茶碗を持って席を立つ。
「あれ、レイと降谷君、またお代わり行くの？これでもう三杯目だよ！」
「だって次の授業、柔道じゃん！今のうちに食べとかなきゃ」
「それもそうか・・・？」
「冷泉、行くぞ」
降谷に呼ばれる。
「はーい！」
三杯ってもしかして食べ過ぎなのかな？まあ、デカいからしょうがないか。
・・・やっぱり降谷と二人でいると視線が凄い。流石降谷だわ。前世でも、女性読者からの人気がすざましかっただけある。
「ねえ、降谷」
「なんだ？」
「視線凄くない？めっちゃ突き刺さってるんだけど」
「そうか？」
降谷に聞いたのが間違いだったかもしれない。そりゃこれだけの美貌だったら幼少期からさぞかし注目を集めてきただろう。
「試しに彼奴らにも聞いてみるか」
「絶対皆んな思ってると思うんだけどな」
「ただいまー」
ご飯をもったお茶碗を持って席に戻る。
「なあ、お前ら視線が気になってたりするか？」
降谷が尋ねた。
「えっ？全然」
「全く」
「俺もだ」
「私もだよー、どうかしたの？」
萩原、松田、伊達、ミーナが即答した。
「いや、こいつが��視線気にならない？��って言うから聞いてみただけだ」
「くそ！これだから美男美女わ〜」
原作ではおじさん感の強かった伊達も、今は爽やかスポーツマンな感じで中々カッコいい。まあ、私は原作の伊達も渋みがあって好きだったけどね。
「あー、俺はちょっと気になってたかも」
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ひなこ - 39.40話で半生かな覚悟とありますが、生半可な、では無いですか？ (2020年5月8日 9時) (
レス) id: 3ecbb3d6aa (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！更新待ってます！！ (2020年4月28日 17時) (レス) id: f44faecfaf (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新待ってます頑張ってください！ (2020年4月27日 12時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
天華(プロフ) - 長らく更新停止をしていてすいません。本日更新したので楽しんで頂けると嬉しいです！ (2020年3月22日 18時) (レス) id: fe6169574c (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです！ゆっくりでいいので更新楽しみに待ってます(^-^) (2020年3月21日 4時) (レス) id: 51e87b9769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天華 | 作成日時：2019年8月19日 22時
