11話 ページ11
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サナ「Aｯ！ 一生のお願いｯｯ！！」
それは翌週の朝の出来事。
もうすぐHRが始まるなぁと頭の隅で
考えながら自習をしていると
朝練終わりのサナコがものすごい勢いで飛びついてきた。
「な、なに？どうしたの」
サナ「Aって帰宅部だよね?!」
「うん…そうだけど」
サナ「私とマネージャーやらない?!」
それは突然の申し出だった。
詳しく聞いてみると
どうやらもう一人のマネージャーの子が
ついに辞めてしまったらしい。
問題ないかと思いきや
二人分のマネージャーの仕事を
一人でやり抜くにはあまりにも大変らしく、
選手たちも手伝ってくれるはものの
大会も近いから練習に集中できる環境にするために
やはりマネージャーは二人のほうが
良いということになったらしい。
サナ「期間限定でもいいの！
仕事は私が多めにやるし、朝練も無理して来なくていいし！」
「そんなに大変なんだ…」
サナ「先輩たちが探すって言ってくれてたけど、
あの人たち人選ミスが酷いんだもん！」
「…色々苦労してるのね」
マネージャーかぁ。
中学は文学部だったし
体育会系とは全く無縁の人生。
私で務まるのかな…。
「あまり役に立てないかもしれないけど…」
サナ「そんなことないｯ！」
「……いいよ、やる。親友の頼みだし」
サナ「A〜っ!! もう本当にありがとう!!
今日の放課後紹介したいから一緒に来てもらっていい?!」
「うん。委員会の仕事もないしいいよ」
サナ「もうほんっとA女神すぎる…
あっ、私から誘っといて変だけど
無理だったりしんどかったら言ってね？」
サナコはもう一度「ありがとう！」と
頭を下げて自分の席の方に慌ただしく歩いていった。
嵐が収まったあと、
なんとなく頭に部活中の木全先輩が頭に浮かぶ。
結構前に体育館から出てくるとこで会ったんだっけ。
…もしかして、バスケ部なのかな。
……あーでも、購買のときのサナコのリアクションを
見る限り顔見知りではなさそうだったな。
木全先輩って何部なんだろ。
結構知らないことばっかりだな。
話す機会が少ないから仕方ないかもしれないけど、
ちょっと気になるかも。
「……今度会えたら色々聞いてみようかな」
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Shiu(プロフ) - ひなさん» ありがとうございますーーーっ！笑ってもらえて一人ガッツポーズしました(｀･ω･´) (2021年9月21日 16時) (
レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - でひゅwww可愛い笑笑めちゃくちゃ笑いました笑笑 (2021年9月21日 14時) (レス) id: 80336a687d (このIDを非表示/違反報告)
Shiu(プロフ) - HANANOさん» おわー？！嬉しすぎるお言葉をありがとうございます…ｯｯ！！浮かれて踊りだしてしまいそうです…(｀・ω・´)応援ありがとうございます！これからも楽しんでもらえるよう更新頑張ります！！ (2021年9月16日 12時) (レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
HANANO - 突然すみません！作者様が書く話し方も展開も大好きすぎて、1日に何回も更新されてないか確認しちゃうくらいとっても大好きな作品です(*ﾟーﾟ)陰ながら応援しています！楽しみに更新待ってます(ﾉ∀｀*) (2021年9月16日 10時) (レス) id: 8034088d70 (このIDを非表示/違反報告)
さーこ(プロフ) - ド過保護るきくんが好きです！ (2021年8月27日 9時) (レス) id: 94d6a6a4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2021年8月23日 23時
