* shiroiwa ページ18
.
「ぬはぁ〜っ！！」
無事に番組が終わり、挨拶を終えて
楽屋に戻るとAは倒れ込むようにソファーへ
飛び込んだ。
奨くんは用事があるので遅れて戻ってくるそう。
「瑠姫くんお疲れぇ」
白岩「Aもね。最初はどうなるかと
思ったけど、なんとかなってたんじゃない？」
「へへへ」
俺も反対側のソファーに腰を下ろしながら
褒めてやると、
満更でもなさそうにはにかんだ。
LINEグループには早くもメンバーから
お疲れ様と、言葉と何やら動画が送られてきている。
あとでゆっくり見ることにしようかな。
白岩「みんな見ててくれてたっぽいよ」
「そうなん？あ、ほんとだ通知すごい。
なんか汐恩パイセンから『覚えとけよ』って来てる」
白岩「あー。二人暮らしするならってやつの
理由が原因じゃん？」
うげー、と舌を出して嫌がるA。
そもそも全国放送であんなことを言うのが
悪いと思う。
…それにしても。
Aは随分俺達と馴染んでくれた、と思う。
もちろん俺達だって最初から
うまく関係を築けてきたわけではないが、
特にAは誰よりも壁を作っていたし
笑うこともめったになかった。
……仕方ないといえば、そうかもしれない。
それが今となってはみんなにいじられ、
ある意味では愛されているのだ。
昔のあの状況からは想像もつかないだろう。
「なんすか。そんなジロジロ見てきて」
白岩「いや、Aはかわいいな〜と」
「は」
白岩「何照れてんの」
「うわっ、なん、なんなの急に！！」
俺の素直な言葉が予想外だったのか、
あっという間に赤面すると一人で慌てだすA。
まさかこんなにいいリアクションされるとは
思ってもいなくて心の悪いスイッチが入ってしまう。
丁度そこへ用事を終えた奨くんが戻ってきて、
すぐさまAは飛びついた。
「奨くん助けて！あの人に口説かれた！」
與那城「どういう状況…？」
白岩「照れんなってA〜。ほらおいで」
「やだ！あの顔はダークるっくんだ！！
何をするかわからない！！」
白岩「酷いなぁせっかく可愛がってやろうとしたのに」
與那城「良かったじゃん」
「良くない！あれはダーク王子だから
釜飯に入れられて焼かれて死ぬ！！！」
白岩「俺に対しての偏見酷くね？」
.
作者((1:1のやり取りがこんなにも書きやすいなんて…))
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リリ(プロフ) - Shiuさん» そうなんですね！過去のお話を読んでみたかったので日プに関連する物じゃなくても大丈夫です！ありがとうございます！ (2021年9月3日 7時) (
レス) id: e69c66779e (このIDを非表示/違反報告)
Shiu(プロフ) - まひろさん» リクエストありがとうございます！1対1の絡みも書きたいと思っていたので嬉しいです(*´∀｀*)リクエスト受け付けました！ (2021年9月3日 1時) (レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
Shiu(プロフ) - リリさん» リクエストありがとうございます！男主くんの過去がかなりどんちゃん騒ぎでして、彼だけ日プではなく別ルートの設定なのですが大丈夫でしょうか…(T_T)日プ時代の彼らとも接点はある予定です！ (2021年9月3日 1時) (レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
Shiu(プロフ) - やーさん» コメント、そしてリクエストありがとうございます！！男主くんを書きながら「大丈夫かな…」と不安もあったのでそう言ってもらえて嬉しいです(*´∀｀*)リクエスト受け付けました！ (2021年9月3日 1時) (レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - 瑠姫くんとの絡みがみたいです！！ (2021年9月2日 13時) (レス) id: 48b619f778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2021年1月19日 18時
