*mamehara ページ9
.
河野「どういう状況?」
Aくんを探して奨くんの部屋に来てみると
探している本人は寝ていた。
奨くんと一緒に。
何故かその場でスマホを眺めていた蓮くんが
何食わぬ顔で「なんかねぇ」と教えてくれた。
川尻「さっきまでご飯食べてたんだけど、
Aが眠くてぐだぐだなりだして」
河野「おぉ」
川尻「奨くんが『ベッドで寝れば?』って言ったら
そっこうここに潜っちゃって」
豆原「それ絶対“自分の部屋の”ベッドっすよね」
川尻「でももう断固として動かんけん。
奨くんも諦めて寝ることにしよった」
豆原「叩き起こしましょうか」
いつものように意地の悪いこと言って怒らせたから
一応念の為表面上だけでも謝罪しておこうか
と思ったらこのザマ。
こっちの善意を無下にしやがって、この人は。
…善意も何も謝罪だからないけど。
叩き起こす気満々でベッドに近づくけど
その手前で蓮くんに止められた。
川尻「A起きたらまた騒ぐけん、
奨くんまで起きちゃうよ」
豆原「…それは良くない」
河野「蓮くんはなんでここに居ったん?」
川尻「A起きたら部屋帰るよう言おうと思っとったのと
君たちが来ると思ったからねぇ」
河野「な、なんやそのニヤニヤ顔!」
その時、ベッドに居座るAくんが何か喋った。
目を覚ましたわけではないようなので
恐らく寝言だろう。
……いま、昔のこと喋ってたな。
川尻「二人はどうするん?
たぶんAは朝まで起きんよ」
河野「とりあえず写真撮っとくわ」
川尻「もう撮ったよ」
河野「はや!」
豆原「なんか腹立つんで落書きして帰ります」
川尻「明日撮影あるし水性でね!」
河野「奨くん水性ペン持っとったぁ?」
川尻「俺の部屋あるから取ってくる!」
ゲームに挑むときの顔をした蓮くんが
玄関を出ていった。
これから顔に落書きされるとは知らない
Aくんは奨くんの腕を枕にすやすや眠ってる。
河野「なんか…親子やな」
豆原「飼い主とペットだろ」
河野「あー…」
.
「ねぇッ!!顔が凄いことになってんだけど!!」
豆原「メイクバッチリじゃないすか」
與那城「そういやAに秘密で昨日何話してたの?」
河野「Aのあだ名考えてました」
與那城「…意地悪しないで教えてやんなさいよ」
.
リクエストありがとうございました!
楽しかったです*^^*
550人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Shiu(プロフ) - やーさん» こちらこそリクエストありがとうございました!またどこかのタイミングでよなさんとの1:1なお話書きたいと思ってます(*´ェ`*)包容力めっちゃ良いですよね…! (2021年9月7日 12時) (レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
やー - リクに答えて頂きありがとうございました!ほんと母なよなさん好きです(笑)かわいいお話ありがとうございました♪ (2021年9月7日 10時) (レス) id: f6284e2979 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Shiu | 作成日時:2021年9月3日 2時