腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

まさかカンニング疑惑とか…… ページ47

先生｢……それは｣

花宮｢もしかして、先生相澤さんとグル？ですか｣

相澤｢えっ｣

花宮｢さっき何が告げてたよね？｣

先生｢とりあえず柴田さんは生徒指導室に。話は後で聞くわ｣

｢でも、テストは！！｣

先生｢疑惑が晴れるまで受けさせません｣

｢そんな、、、｣

花宮｢先生。既にこんな口論で5分経過しました。
テストの時間短くなった訳ですが、これ誤解だったら生徒全員に頭下げてくださいねっ｣

花宮君はそう告げると再びテスト書き始めたが、席を離れる際チラッと見えてしまった。

(花宮君……もう全部書き終えてる。まだ20分しか経ってないのに)









生徒指導室で悔しさのあまり泣いていた

生徒指導の先生からは警察の事情聴取のようにずっと何故やったと聞かれ、やってないと応えると嘘をつくなと言われ続けるもう私には黙秘以外の選択はなかった


するとやっとテスト終了のチャイムが鳴り、先生は走って生徒指導室に入ってきた

先生｢柴田さん。本当の事を言ったら今回は停学処分にはしないであげるわ？｣

｢私やってません！｣

先生｢まだ嘘をつくの？｣

すると後から担任に連れられてやってきた花宮君と
相澤さんが来た

私の目の前で1人ずつ話を聞く担任

相澤｢いや、だからウチはこいつがなんか机の中もそもそしながら不審な動きしてるの気になって先生に言っただけだし？まさかカンニングペーパー出るとか思わないじゃん｣

とまぁ、ギャルの相澤さんはこの発言を曲げない

花宮｢柴田さんは普通に書いてましてましたよ。
僕の目の前ですし、不振な動きがあればすぐ分かります。それに、先生にはまだ告げなきゃいけないことが｣

担任｢なにかしら｣

花宮｢2人で話したいんですけど｣

担任｢……分かったわ。別室に行きましょう｣









30〜40分経った頃だろうか、薄ら笑みを浮かべた
花宮君と血相変えて戻ってきた担任

担任｢悪かったわね疑って。相澤さんは残ってちょうだい？花宮君と柴田さんはもう行っていいわ｣

｢へっ？｣

花宮｢だそうだ。行こうか柴田さん｣







私達は必然的にミーティングルームに向かった

2年生まで話が回ってたんですか→←今回のテストは凄ぶる自信あり！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す