腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

二重人格なの？そうなの？！ ページ12

｢しんどい？｣

今吉｢花宮がおらんくなった瞬間急に不貞腐れてなぁ特にあのリーダー格の子。ワシが説明してんのに
爪ヤスリで爪磨き出すし…ほんま今年の1年敵わんでなぁ｣

花宮(ざまぁw)

今吉｢ちょ、花宮他人事ちゃうで？自分等おんなし
クラスやろ？｣

花宮｢……俺声に出したつもり無いんですけど｣

今吉｢顔に出てもーてるでw｣

｢え？え？なんの話？！｣

今吉｢えっとー、柴田？やっけ。君も大変やなぁ｣

｢そ、そ、そうですか？｣

今吉｢まぁ、君らには昨日説明はしたし、今日は
シュートの練習でもさせとけって顧問が言うてたからやろかぁ〜｣

｢あの、先輩、、私ってマネージャーなんですよね？｣

今吉｢マネージャーも体力作りや！それにバスケの事なんも知らんかったらマネージャーにもなられへんやろ？｣

｢あ、それもそうですね！私！やります！｣

今吉･花宮(単純w)









｢はぁはぁはぁ……｣

今吉｢なんやもうバテてんかぁ｣

｢まだまだ！｣

今吉｢花宮はえらいシュート率高いなぁ。経験者やっけ？｣

花宮｢いいえ、初心者ですけど｣

今吉｢へぇ〜センスええやん｣

｢あっ…｣

私のボールは跳ね返ってしまう

今吉｢んーーもうちょい肩の力入れてみたらどーや？｣

｢肩の力……｣

(お腹減って全然力入らないなんて言えない…)

私は基本朝食べない主義で、昼も食べてないので既にフラフラだ

今吉｢……自分飯ちゃんと食うたか？｣

｢へっ…？｣

花宮｢！！｣

今吉｢顔色悪いし…力も入ってへんし。パン余ってるけど食うか？｣

｢え！い、いいんですか！？｣

今吉｢やっぱ食うてなかったんか。まぁええわ
ついて来ぃ｣

花宮(ただの悟り野郎じゃねーみてーだな)









ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ

今吉｢あっはっwそんな急いで食わんでも誰も取らへんってwww｣

｢す、すみません！｣

今吉｢それにしてもなんで昼食わんかったん？バスケ部入るなら飯食わなこれから夏やしぶっ倒れるで？｣

｢えっと……お弁当箱無くしちゃって…｣

花宮｢……｣

今吉(始業式始まって2日目やろ…なんでこないいじめられてるんやこの子…)

花宮｢押しに弱いと大変だな。｣

｢え？私押しに弱いの？｣

花宮｢は？だって今日も黒板とか半ば無理やりだったろ｣

｢そうだけど……｣

今吉｢まぁ、あんだけ爪伸ばしてたらチョークの粉とか触りたないやろ｣

え？！気付いてたんですか→←花宮君強くね！？？！

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