本当の君を知って ページ8
君と出会って結構時間が経ってから僕らは君の事を聞いたんだ
興味が無かった訳じゃなくて ただ君といられるだけで良かったから それまで聞かなかっただけ
SH「ヒョン、有織の家族ってどこに住んでるの?」
MN「…あ、今どこにいるかは俺もいらないんだ」
BH「どういうこと?」
MN「有織の両親は海外で飛び回る仕事をしているから 昨日聞いた国に今日いるとも限らんし 有織にも年の離れた兄弟がいるんだがその子達も学校の寮暮らしで 前は祖父母と暮らしてたらしい」
DO「その前に ヒョンとはどんな繋がりなの?」
MN「有織の父親と友人なんだ 一緒に仕事をした事があってね 有織のおじいさんが今体調が悪いらしくて面倒を見れないから引き受けたんだよ 見た通り良い子なのを知っていたし」
以外だった こんなに可愛くて素直でいい子だから 愛情を沢山受けて宝物のように育てられているのだと勝手に思っていた
でも こんなに小さいのにお菓子やジュースを買ってあげようとしても遠慮をするから不思議だった
欲しいものを買ってと言われた事はないし お願いされることと言われれば抱っこをせがまれることくらい
だから この子は物じゃなくて愛情を欲しがっているのだとその時に感じさせられた
君の事を知って 今まで以上にもっと君を手放せなくなったよ
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作者名:Ao_isora | 作成日時:2019年3月22日 14時