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05 過ぎ去る時間を思い出に (つづき) XMside ページ46

僕が君を坊主にさせるなんて あり得ない

行きつけの美容室に行くと いつも担当してくれているヘアメイクさんがいて

僕の近くにいられるようにと 僕の隣のバーバーチェアに君を座らせてくれた


『ねぇ、ヌナ ぼくも かみ きりたい』

HM「え!ほんと !? ヌナが決めて良いの?」


そんなこんなで テンションの上がったヌナは 坊主になっていく僕には目もくれず 君の髪型を考え始め あーでもないこーでもないと考え始めてしまった

XM「髪、長いのが似合うと思うけど いつも女の子に見られるから 長さはキープしつつ男の子っぽい髪型はない?」



そんな提案から サイドと後ろを短く刈り上げることに

そしてヌナは出来上がった髪型に感化されたのか ゆるくパーマを当ててくれ、刈り上げがよく見えるように 後ろ1つ結びにしてくれた

『にあう? ぼく、おきにいりになった』

XM「うん、めっちゃ似合ってるよ ^^」


今日の主役だったはずの僕だが そんなの忘れて 街行く人の良声をもっと聞きたいが為に 行く予定のなかったカフェに連れ出す

そして いつもはテイクアウトして車で飲むのだが 店内で飲むことに


この君を連れている時の優しい視線にも少しの間お別れかと思うと寂しくもある

しかし僕と一緒に歩んで行くよと言うように 一緒に髪の毛を切ってくれた優しい君で ずっとあって欲しいと願う


一生の別れでもないが これまで必死すぎて時間が足りなかった僕らには 時間が過ぎるのが遅いことが目に見えている

応援される事が職業である僕らは 離れていってしまうファンの事も頭によぎる

そして1週間会わなかっただけで変化する君の成長を見られない僕は 次に会った時に胸を張って帰ってきたよと伝えられるように


離れていた時間も 次に時に感じないくらい 毎日君のことを考えているよ

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作者名:Ao_isora | 作成日時:2019年3月22日 14時

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