君の手を繋いでいたい (ページ39)

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06両手に花を　<CHside> ページ39

TM「着替えたりしなきゃだけどどうぞ入って入って」

『テミン君、すごくかっこよかった !!』

TM「わ～ありがと ^^ 」

君はこのコンサートの為にテミンの曲を勉強してきていて隣で凄くはしゃいでいたし時折かわいいダンスを披露してくれて僕らのコンサートの時の君の様子がとても知りたくなってきてしまった

今日みたいにこんなに楽しんでくれているならいいなって考えながら一緒に住んだり、話をしているけれど自分は特別な存在なんだって鼻にかけずにそれでも僕らのことを誇らしげに見つめてくれる君

CH「テミンにTシャツ貰って着替えさせておいて正解だったよ、すごい汗びっしょりになってるしさ」

TM「楽しんでくれたみたいで良かった、Tシャツ、ズボンから出したから引きずっちゃってるよ笑」

CH「ほんとだ、ちょ有織、脱ぐ前にこっち向いてピースして！」

『………？ ✌ﾌﾆｬ』

テミンの衣装さんに汗をかきすぎて心配されポカリを貰っている君
以前に初めて会う人に寄り付くなんてしなかったのにと少し寂しくなった
レイヒョンもあの3人に上手に挨拶してたんだよって嬉しそうだけど少し苦い顔で言ってきた訳が少し分かった

衣装さん「テミン、早く着替えて ! 有織ちゃん、寒くない？タオル持ってくるから待っててね」

TM「ねぇ、いつから有織の衣装さんになったんだろね」

CH「俺も今びっくりしたㅋㅋㅋㅋㅋㅋ それも ‘’ちゃん’’じゃないしまぁ本人慣れすぎて気にしてないし良いけど」

帰りは僕と全身一緒のコーデになってその時はじめて衣装さんは君の性別が分かったらしくこんど会った時は何故か服をプレゼントしてくれるということで君は服のサイズを確認されていた

今思えば帰ったら僕らのコーデを羨んだメンバー達の着せ替え人形になる君の予行練習だったのかもしれない

そんなに買っても着こなせずすぐにサイズが小さくなると先読みして大きいサイズを買っていたギョンスと衣装さんは流石としか言いようがない

そして自分のブランドを持つベクヒョンは子ども服にも手を掛けようと動いていてマネヒョンに抗議していたのを知るのはあと少し後の話