【原神】水泡の旅路

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空 「…え」



ﾊﾟｲﾓﾝ 「ええぇえええ！？！？海月が…【天之真水御霊】！？」



パイモンが叫ぶのを見てくすりと海月は笑い、俺の方を見て微笑んだ。



心海に向き治れば眉を下げ、軽く首を横に振って言う



『その名前で呼ばないでくださいよ』



心海 「ふふ、つい。たまには、海祇島にも帰ってきて下さいね？」



『当たり前ですよ。ここは故郷ですから』



心海は海月の言葉に満足気に笑うと、俺とパイモンの方を見る。


心海 「旅人さん、海月を任せてもよろしいでしょうか。彼は少々抜けているところもありますので…」


ﾊﾟｲﾓﾝ 「えぇっと…おいら、まだ頭が追いついてないんだけど…！
とりあえず、任せろ！」



空 「俺たちに任せて。」



『なんだか…送り出される子のような気分だな。』



ﾊﾟｲﾓﾝ 「ふーん！お前の年がオイラたちよりうえでも、オイラたちの方が旅の先輩だからなぁ〜？」



ニマニマしながらパイモンがそういう。



『ははは、確かにそうだなぁ』



口元に手を当て笑いながらそういえば、海月は俺の頭の上にいきなり手を置いてくる。


空 「わ、っ！！み、海月、？」




『宜しく頼む。旅の先輩？』




俺の顔を覗き込み、目を合わせてにっと笑う彼はとても綺麗で、また見とれてしまうところだった。

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