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試着をしたAはオスマンに見てもらう。サイズに問題はなく、軽く動いたり武器変更したりして違和感がないか確認をする。
武器変更の際にオスマンは「ほう…」といつも細めていた目を見開き、手を顎に置いて興味深そうに見た。
特に違和感はなく、非常に軽いため動きやすい。ほぼ完璧な仕上がりだった。
サイズはショッピが未来で記録していたのを覚えていたため、わざわざ図らずに済んだと彼は言った。
(でもそれってスリーサイズも知ってるんじゃ…)
Aは真顔でそう思ったが、別に恥じることでもないと判断し、そのまま流した。
os「普段の服は今着てる戦闘服を着用してな」
オスマンの助言にAは頷き、先程まで着ていたロボロの私服とスーツケースを持ち、退室した。
隣の自室に戻ってくるとスーツケースを置いて私服を返しにロボロのいる情報管理室へ行く。
中に入れば、いつものようにモニターに向き合っているロボロがいた。Aは「ロボロ」と話しかけると、彼はゆっくり振り返った。
rb「お、Aか。服届いたんやな…似合っとるで」
ロボロはそう言うと、Aは今まで着ていた服を彼に差し出して「これ、ありがとう」と返すと、彼は「おう」と返事して服を受け取った。
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作者名:おマロ | 作成日時:2019年12月3日 21時