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説明のあと、インカムとの通信を切って軍医室をあとにしたAとロボロ、ゾムは彼女と共に廊下を歩いて部屋に向かっていた。
rb「…A」
ロボロは立ち止まって彼女の名を呼んだ。Aは振り返って「なに？」と聞く。
rb「Aの家族について、その…」
「聞きたいの？」
彼女はそう言ってロボロを見ると、彼は頷いた。しかし、Aは「そっか…」とだけ言って再び前を向く。
しばらく歩くと、向かい側からショッピが歩いてくる。彼はAを見かけると悲しい顔をして下を向く。
「…ショッピ」
shp「俺も話を聞きたい」
どうやら彼はロボロとの会話を聞いていたようだった。ショッピは彼女をじっと見つめるとゾムも「俺もええか？」と気になっているようだ。Aは目線を落としてから「わかった」と返す。
「じゃあ、私の部屋で話そうか」
Aはロボロとゾム、ショッピの3人を連れて部屋に向かい、3人をソファに座らせて彼女も向かい側に座る。
「それじゃあ…昔の話をするね」
彼女はそう言って過去の話を始めた。
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作者名：おマロ | 作成日時：2019年12月3日 21時
