【d!】死神と冥府使者ってやつ？【名探偵コナン】

19嶋 ページ20

『あー、そうですね。
そこんとこ頼みます』

「いいよ、任せて」

『あざっす』ぷつん

白に赤いバツ印が目立つスマホを
かばんに居れて高校生の剣道の指導に
向かう

ひ「あ、あった大きな高校だ〜」

剣状高校、剣道部、それほど
有名ではないが全国大会で昨年優勝
を果たした

ひ「母校の面影ないね」

門を潜ろうとしたら大量のパトカー
と消防車、救急車が遠くに聴こえ、見えた

騒がしい音を立てながら背後を通って
いった
そこまでは物騒だと思っただけだった
あの少年がスケボーで後ろを通るまでは

ひ「あの子…」

咄嗟に俺は走り出した
案外場所は、近かったようで
5分走ると音が聴こえさらに5分後には
現場に到着した

毛利小五郎とみられる人とあの少年
他にも警察が数人

壁際にさっと身を隠し覗く

なんでここに？学校は？
それより火事が大きいな…

「あれ？ひとらん？」

ひ「え？」

聞くはずのない声に振り向くと
うしろには灯油缶を持ったアジャくん
が居た

ア「やっぱり、ひとらんや。
何してんの、ここで」
ひ「アジャくんこそ、それ……
じゃあ、この騒ぎもアジャくんが、？」
ア「せやで。ぐーちゃんからの
指令や。我々を裏切った会社やってん」

ﾞ我々ﾞを裏切った？
そもそもこんな会社、我々が貰った？

…

ひ「アジャくん、嘘、ついてるでしょ」
ア「さぁ？
信じるも信じないもひとらんやで」
ひ「身内切りはよくないよ」
ア「身内切りって人聞き悪い、
そーんなこと1ミリも思ってへんよ」

ア「なぁ？チーノ」

チ「せやで？」

ひ「！！？」

驚いた。尻目に誰も居ないうしろを
見ながら言ったら電信柱から
新人くんがでてきた

チ「ひとらん、こんにちは！」
ア「チーノ、ここに働き行きおってん
それは本当やって知ってるやろ？」
ひ「あ、そうか、ここチーノが
行ってたとこか」
ア「ブラックやったんやと」
ひ「なら指令出るのも理解したよ」
チ「ほんますっきりしたな〜」

アジャくんとチーノの任務だった
って、ことが分かったから
学校へ戻ろうと方向転換した

ア「仕事の、邪魔したね〜おつおつ、
ひとらん頑張って〜」
チ「頑張ってください！では！」

あれだけ、声出してバレないの
凄いな〜なんて、思いながら
来た道を戻る

すぐ、止まって振り返ると
2人はもう居なかった

ひ「エミさんかショッピくんでも
居たのかな？まぁ、いいや、」

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