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蘭の顔をじっと見つめる
あと数センチで触れる距離
ふと視界に入ったのは
近くにいた女子が顔を真っ赤にしてこっちを見ている姿
その瞬間、大きな手が私の視界を奪って
あっという間に竜胆の腕の中へ逆戻り
竜胆｢いい訳ねぇだろ
そーゆうのは普通、好きなやつとするもんなの｣
蘭｢チッ、後ちょっとだったのに…
邪魔すんなよ、りんどー｣
竜胆｢悪ノリすんなよ兄貴、こいつはそこら辺の女とは違ぇの｣
HRが始まって教室が静まる
コトっと音がして机を見ると携帯が置かれてた
さっきまで竜胆が触ってたやつだ
A｢どうしたのこれ｣
竜胆｢どうしたもなにも
オマエが自分の携帯壊したんだろ｣
あー、そんなこともあったっけ
っていうか…
A｢こんなの貰えないよ！｣
携帯なんて軽く10万近くはするのに
蘭｢じゃあ身体で払う？｣
私の腰に腕をまわして
意地悪く言う蘭の足をムギュっと踏みつける
A｢蘭のそーゆうとこ嫌い｣
竜胆にお礼を言うと彼はニコッと笑った
2人は私の席の両隣
だから家でも学校でもずーっと一緒
私はともかく、六本木で名を馳せる不良の2人がなんでこう、
ちゃんと学校に来てるかと言うと…
" A、頼むから卒業だけはしてくれ
オマエまで不良になっちまったら…
俺は本当に、イザナに合わす顔がない… "
私が幼馴染の圧に負けたからだ
まぁ…あんな鶴蝶見たくないし…
きっと2人はその約束に付き合ってくれてるんだと思う
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雪(プロフ) - 夏蜜柑さん» ありがとうございます！！ (2022年3月19日 22時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 華さん» もー、皆かっこよすぎて身がもたないです！ (2022年3月19日 21時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - はぁ( ´Д｀)=3もう好き (2022年3月9日 22時) (レス) @page43 id: 00e637f589 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 竜胆〜！！ (2022年2月22日 23時) (レス) @page38 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
華 - うお…蘭ちゃん、りんちゃんがかっこよ… (2022年2月17日 0時) (レス) @page33 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2021年12月10日 20時
