・ ページ8
蘭のお土産を選んでる間
竜胆にも何か買いたかったから
外で待っててとお願いした
会計を済ませて店を出ると竜胆が誰かと話してる
随分仲良さそうな雰囲気に
立ち入れず固まってると
竜胆と目が合って「おいで」と手招きされた
｢竜ちゃん、もしかしてそちらの方…｣
竜胆｢さっき話した俺の彼女。｣
｢初めまして、天瀬玲桜です！
黒川Aちゃん、だよね？
ずっと会いたいって思ってたんです！！｣
ニコッと笑う姿が可愛かった
天瀬玲桜ちゃん。
竜胆と蘭の幼馴染だと教えてくれた
事情があって海外で過ごしてたらしいんだけど
つい先日、こっちに戻ってきたらしい
そんな話を聞いてると
私って2人のこと何も知らないんだなぁって
なんだか置いてかれた気持ちになった。
玲桜｢ねぇ竜ちゃん！
家寄っていい！？蘭ちゃんに会いたい！」
竜胆｢別にいいけど｣
別にいいけど。って…
折角のデートだったのに、
まだこれから行きたいとこあったのに。
ごめんな。って申し訳なさそうに謝られたら
何も言えなくなるじゃんか
蘭｢あれ、早かったなぁ
てっきり泊ま……｣
ソファーに座ってくつろいでいた蘭が
こちらを振り向くと驚いた表情で固まった
玲桜｢蘭ちゃん！！！｣
繋いでいた手を離して2人の傍に寄る竜胆の背中を見つめて、昔のことを楽しそうに話す3人が
あの頃とおなじ私達とかなさる。
竜胆｢こっち帰ってきたんだって｣
蘭｢へぇ、オマエはいつも急だよな｣
玲桜「蘭ちゃん！蘭ちゃん！！」
私が知らない、2人の子供の頃の話。
蘭｢A？どうした？｣
玲桜｢Aちゃんもこっちおいでよ！｣
A｢いや、いい…｣
竜胆｢A？｣
リビングから出ると、聞こえてくる楽しそうな声
玲桜｢あっ！
そうだ蘭ちゃんに渡したいものがあるの！｣
蘭｢オマエ…俺がぬいぐるみって柄かよ｣
玲桜｢可愛いじゃん！これね＿＿｣
ペンギンのぬいぐるみ。
それは私が蘭に買ったのと全く同じものだった。
部屋に入ると電気も付けずにベッドに倒れ込む
A｢同じのとかいらないじゃん」
薄れた記憶の中で少し思い出したことがある
ニィが少年院に行った理由
殺したのは、ニィじゃない。
" おいよせ！！A！！！！ "
私だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 708人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れもん - この作品を見て、悲しすぎて泣きそうになりました！それくらい、いい話でした！ (11月26日 19時) (
レス) @page30 id: f4d6c117c8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます！！そうです！たけみっちのリープでハッピーエンドになりました！夢主はイザナと幸せに暮らしてますよ！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - らな！さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございました！！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 東リベヲタクさん» ありがとうございます！！ (9月2日 9時) (レス) @page30 id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！最後はたけみっちのリープによって夢主も救われたってことであってますかね！？ (2023年1月14日 0時) (レス) @page30 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪 | 作成日時：2022年3月20日 23時
