60 ページ10
【A】
家に帰るとリビングに叔父さんがいた。
そして私を見ると気だるそうにおかえり、と言ってくれる。
A「あり?なんで叔父さんいるの?お母さんは?」
銀八「殺した」
A「やったー!!!」
「殺すぞくそがき」
私はバンザイした手を下ろせなくなった。
背後からありえないほどどす黒いオーラが漂ってくる。
うわぁ…まじか。
A「おおおおお母さん…なんで叔父さんいるの?」
動揺しすぎて噛み噛みだった。
お母さんはふんっ、と鼻息をして私の前を通り過ぎる。
あれ、なんかお洒落してる。
「お父さんと今夜夕飯食べてそのままホテル泊まるから。あんた明日学園祭でしょ?朝起きるの早いだろうから銀さん起こしてあげてね」
お父さんとお母さんは結婚して20年経った今でもラブラブなため、月に1回は必ず2人きりでデートする。
そしてどうやら叔父さんがいるのは私1人を家に留守番させることが心配────という訳ではなく、ただ朝弱い叔父さんを起こせという指令だった。
A「はいはい早く行っちまえ」
「言われなくても行くわ。んじゃ銀さん、くそがきの子守りよろしくね。好きなだけこき使っていいから」
銀八「おう、そうするわ」
A「やめろ」
お母さんはそのまま家を出て行った。
すると叔父さんは麦茶をいれてくれる。
私はお礼を言って叔父さんの正面に座った。
A「叔父さんなんでこんなに早いの?私たちさっきまで学校で準備してたんだよ」
銀八「ダルいから先帰った」
A「なんでアンタみたいなのが教師やってんのか不思議でしょうがないわ」
その後しばらく叔父さんと雑談する。
叔父さんはなんだかんだ言って面倒見が良いから風呂の支度やご飯の支度も全部してくれた。
一人暮らしが長いだけあって流石だと感心する。
叔父さんってほんと残メンだなぁ。
一生独身だったりして。
606人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠々亜(プロフ) - literarymastertさん» コメントありがとうございます。更新頻度が遅れてしまって申し訳ないです(><)素敵なカップルを書けるよう頑張ります! (2018年10月1日 23時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
literarymastert(プロフ) - こういうカップル好きです!笑ニヤニヤしながら見てます!!更新頑張ってください!笑 (2018年10月1日 23時) (レス) id: 2fed73faab (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 蛍さん» コメントありがとうございます。ここ数日忙しくて更新めっちゃ遅れてますが、皆さんの温かいコメントを頼りに更新頑張ります! (2018年9月29日 14時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
蛍 - 神威くんと夢主ちゃんが可愛いすぎて辛いです!!更新大変だと思いますが頑張ってください!これからも応援してます^^ (2018年9月26日 20時) (レス) id: e7281059f9 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - ティアーさん» コメントありがとうございます。もう高評価して頂けただけでも大満足です(T_T)ご期待に添えるような作品になるよう更新頑張ります! (2018年9月25日 13時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瑠々亜 | 作成日時:2018年9月12日 20時