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事が起きたのは、つい最近か、人によっては昔と感じる人もいるだろう。
私はこの青葉城西高校に入るまでの期間、時間という軸が狂ってしまった。
その狂ってしまった元凶は、言わずもがな。
大好きな母である。
中学三年生、早い子はもう受験モード、または最後の大会などで必死に部活動に皆が取り組む中。
私は先生に至急と廊下呼び出された。
｢落ち着いて聞いてね、今病院から連絡があって晴来さんのお母さんが搬送されたようです。｣
『……分かりました』
自然と頭は冷静だった。なんでだろういつしか、こうなることを予想していたからかもしれない。
いつも仕事に追い詰められ、夜中3時にトイレへ駆け込み泣いている母を私は知っていたから。
担任の先生とタクシーへ乗り込み、電話があった病院へと向かう。タクシーの中にいる間、先生は何度も声をかけてくれた、確か内容は…あんまり覚えていないけれど｢きっと大丈夫｣などというまるで掛け声のような言葉だった気がする。
｢ご冥福をお祈りします。｣
とてもじゃないが、正気ではなかった。
泣けない。目の前にお母さんがいる、私はいつでも母の前では笑顔だったから。
『お母さん、もうスケッチブック無いよ。今度買ってくるって言ったばっかだよね
もう〜お母さんいっつも私にできない約束はするな！って、裏切りだよって。怒ってたのに
もう私買えないよ？私、そんな、そんなお金持ってないよ。そんなの』
お母さんの方こそ裏切りじゃないか。
私には、絵の才能があったんだと思った。
美術の成績はいつも4か5、授業態度は悪いが絵の技術や発想することの表現と工夫はバッチリだと先生からも褒められた。
そのことをお母さんに自慢したら、褒めてくれた。
｢いつか、画家になってお母さんの絵。描いてよ｣
そう言ったのは、数ヶ月前のお母さん。
叶わぬ約束となったのは、今
その後のことはよく覚えてる。
私を預かるところがなかったこと、親戚たちが喧嘩している声は良く頭に残っている。
まあ結果的に、お金の支援だけで住む場所は自分で決めろということだった。
お金に余裕はあったけど、普通のアパートを選んだ。もともと住んでいたアパートとちょっと似ている物件にした。
時々思い出して辛くなるけど、それが無かったら私が後々苦しむと思ったからだ
今まで描いてきた何冊ものスケッチブックは燃やした。気温のせいか、炎のせいか、分からないが。
それはそれは暑い暑い夏でした。
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れい - やっぱり好きな物って暫くして振り返るとしみじみしちゃいますね…私があきらくん推しになった頃に追っかけてたなぁって懐しんでますwww (1月3日 16時) (
レス) @page48 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃああああああ！！！ゆっくりでいいから更新ファイト！！！ (9月4日 18時) (レス) id: 068cca9f48 (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃん、せっかく返信してくれたのにごめんね、なぜかログインできなくなってる。新しいのでたなってみてみたら「は、良すぎだろ！？」で家で叫んで怒られたお(なんか叫んで怒られることが多いこの頃ですが)頑張ってー、応援してるぜｲｪｱ (2022年11月26日 19時) (レス) @page6 id: 788b39c782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぅ | 作成日時：2022年10月29日 18時
