夕暮れノスタルジア 3 ページ16
てつやside。
.
あんなに真っ暗なAの目を見るのは初めてだった。
虫「…僕の口から話すことはできないけど
君たちAちゃんのこともっとちゃんと見るべきだよ」
Aが出て行って重苦しい空気の中、
虫さんは一言そう口にするとAを追い掛けて家を出た。
と「んだよそれっ…」
頭を掻きむしるとしみつは目に見えてイライラしてる。
ゆ「…虫さんは俺らが知らない何かを知ってるんだね」
し「………俺、Aが誰とでも寝るとはどうしても思えないんだけど」
り「そんなの、誰も信じれるわけないでしょ」
と「でもアイツが自分の口でそうだっつったんだよ」
ゆ「仮に違ったとして、わざわざそんな嘘つく必要ある…？」
り「メリットがない。
自分の印象悪くなるだけだからね…」
し「じゃああれ全部ガチってこと？」
と「んなことこっちが知りてぇわ！」
空気は重くなる一方で
Aと虫さんとは出てったっきり連絡もつかないし
このままAが離れてしまったらどうしようって不安が心を支配する。
.
どれくらい時間が経っただろうか。
不気味なぐらい静かな家の中に
ガチャリ、と玄関の扉が開く音が大きく響き渡った。
と「！」
し「帰って来た…？」
全員の視線が廊下に集まって、
そこに心底申し訳なさそうな顔をしたAが姿を見せた時
俺たちはやっとちゃんと呼吸が出来た気がした。
Aの後ろには虫さんも居て、虫さんが優しくAの背中をポン、と前に押した。
A「…ごめ、なさ…」
俺らの顔を見て口を開いた途端にAはブワッと涙を溢れさせた。
と「ッ…ごめん！」
1番に駆け寄ったのはとしみつ。
と「理由が何でも女の人殴るとか絶対やっちゃいかんかった……」
Aを強く抱き締めた後、
さっきとしみつに叩かれてほんのり赤くなっているAの頬に触れた。
Aはその手に自分の手を重ねると涙を浮かべたまま言う。
A「ううん…私がわざと怒らせるようなこと言ったんだよ
…怒ってくれてありがとう」
と「、ごめん……」
A「やぁ…泣かないでぇ…」
うぇーんって2人して泣き出したのを虫さんがホッとした顔で眺めてる。
「A…さっきは責めるみたいにしてごめん…」
Aは泣きながら首を横に振る。
ハー…と息吐くと、真っ直ぐな眼差しを俺達に向けた。
A「…みんなに、隠してたことがあるの」
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サ(プロフ) - わざわざ返信ありがとうございます！かしこまりました！なごみさんの妄想すごく好きです(*_*) (2019年4月1日 0時) (
レス) id: bb7639fd94 (このIDを非表示/違反報告)
なごみ(プロフ) - サさん» お手数おかけ致しますが、本日�イ鮃洪靴靴泙靴燭里任修舛蕕旅気┝爾�らご確認頂けたらと思います！ (2019年4月1日 0時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
サ(プロフ) - パスワードが知りたいです！！！ (2019年3月31日 20時) (レス) id: bb7639fd94 (このIDを非表示/違反報告)
なごみ(プロフ) - ひつじさん» すみません！まだ移行先の準備が整っておらず非公開にしております（ ; ; ） (2019年3月23日 22時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - 早く続きを読みたいですけど、最後の方に小説の続きへがないんです！調べてもでてこない( ；∀；) (2019年3月23日 21時) (レス) id: 1dbee5b6e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編
| 作成日時：2019年2月7日 23時
