世界一幸せな日 ページ39
……あれ？
後ろから着いてきてた筈の彼女が居ない
取り敢えず明かりを…
と、私がライトを付ける為にスイッチを付けたその瞬間＿＿＿＿＿
後ろから誰かに抱きしめられた
かと思えば、私の首筋を舐め回している
私は抵抗しようとしたが、この煙草の匂い…
この感覚…
この温かさに覚えがある
ひょっとして…この人…
その時、部屋中が一気に明るくなった
明るくなって、やっと私にいやらしい事をした犯人が分かった
「さーとーし！！
これは一体どういう事ー！！」
智「ふふふふふー♪
皆に協力して貰ったー！！
A…
俺と…
＿＿＿＿＿結婚しよ？」
彼の言葉と共に差し出されたのは、
小さな青いダイヤが1つ付いていて裏に2人のイニシャルが入った指輪
私の目から涙が溢れてくる
私がずっとずっと夢見た事…
彼は1人の男性…
でも、その前に大手タレント事務所の人気アイドルで…
私はこのままどうして良いのか分からなかった
確かにプロポーズされたのは嬉しい
でも事務所は？
ファンの子達は？
メンバーは？
私の頭の中はその事ばかりが駆け巡る
頭の中がパニックになっていると温かい温度が私を包む
智「ひょっとして…。
メンバーの事とかファンの子の事とか考えてた？」
「えっ？
そっそれは…。」
智「大丈夫…。
何があっても俺はAを守るから。
だから……(チュッ…
私は精一杯の背伸びをして彼にキスをした
「私も智とずっと一緒に生きていきたい。
私を智のお嫁さんにして下さい。」
智「俺だって…。
当たり前だ！！
Aはずっと俺の妻だ。」
彼の言葉の後、再び唇が重なる
今度は私からしたキスとはまた違う大人で深くて甘いキス
「んぅ…んぅ…んぅーん…。」
そのキスは激しさを増し、智の片手が私の服の中に入ろうとしたその時＿＿＿＿＿
………ドンッ！！！
どこからか凄い音がして私達の唇は離れた
唇が離れると2人して音のした方を見る
？「へっ？」
「えっ？」
智「相葉ちゃん…。」
雅「ごっごめーん！！」
和「チッ！！
良いとこだったのにアンタのせいで見れなかったじゃないですかー。」
桜「ちょっと和也！！
それってお姉ちゃんの見たいって事！？」
和「ちっ違っ…！！
馬鹿言わないで下さい！！
あくまで俺は…(桜「言い訳なんか聞きたくない！！」
「ちょちょっとこれは…どういう…。」
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作者名：和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2017年10月11日 23時
