いつも気にかけてくれたよね ページ10
『着いたー！雄英！久しぶりだなー』
車を停めて、俺よりも先に車をおりて、はしゃぐ姉。
「寮はこっちだ」
姉貴の腕を掴んで、寮の方へ歩いていくと
「お、爆豪…は！？おい！爆豪が女と歩いてるぞ！！」
「は！？」
「くっそー！！バクゴーに負けた！！」
「うっせぇてめぇら！！！死ね！！！」
『うわ、勝己こわーい』
寮の窓から俺たちを見ていた、アホ面共を怒鳴りつけると、姉貴は、手を口の近くに持っていき
『私ー！爆豪勝己の姉ですー！』
でかい声で叫ぶ
「バクゴーに姉ちゃんだってよー！！お前ら下いくぞ！！」
「ラジャー！」
「来んじゃねぇ！！！」
昔から人を呼び寄せる力でも持っているんじゃないか、と思うほど、人から好かれる姉貴に少し呆れた
アホ面共は、光の速さで、俺たちの元に来た
「まじかよ…爆豪姉ちゃん美人」
「もしかして…爆豪の姉ちゃんって、
…爆雷心！！」
『すごい！よく私だってわかったね』
「俺めっちゃファンっす！！握手して下さい！」
姉貴は、俺の爆破よりも、少しだけ強い。少しだけだ。
ニトログリセリンを出し、着火させ爆破させる所までは同じだ。
姉貴は、ニトロに着火させると同時に、電気のような、雷のようなものがが発生する。
爆雷という個性の持ち主である。
なかなか強い。俺は姉貴に勝ったことはない。
アホ面共と姉貴が手を握りあっていると、
「A…ちゃん……？」
『…出久だ！！』
デクが来た。
「Aちゃん！！戻ってきてたの！？」
『うん、出久、大きくなったね。
ヒーローになれたじゃん！！やったね！！』
買い物帰りなのか、手にはビニール袋が握られていた
「Aちゃんも、き、綺麗になったね…」
『お世辞言えるようになったの！？出久すごい！』
みていてうざったい
「おい、姉貴。職員室にでも言ってこいや」
『そうだね、勝己は忘れ物取りに行くの？』
「あぁ。」
『なら、私、職員室行って先生に会ってくる。勝己はお友達と仲良くしててね』
「ハッ…仲良くねぇよ」
『行ってきます！』
「いってら」
姉貴は、寮とは逆の学校に向かって走っていく
「おい、爆豪…お前、姉ちゃんの前では笑えるんだな」
「かっちゃんは、Aちゃんのこと大好きだからね」
「うっせぇわ！デク！死ね！！！」
「え！？僕だけ！？」
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わふな - 本当に本当に泣けました (2018年11月16日 1時) (
レス) id: b79daf3220 (このIDを非表示/違反報告)
わふな - お姉さんが爆豪を犠牲にする場面本当に泣けました (2018年11月16日 0時) (レス) id: b79daf3220 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 死んで終わり。ではなく、死して尚…という展開に、なんじゃこりゃあああと驚愕しました…！！続編も見届けたいと思います！応援してます！ (2018年11月6日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - いや、泣ける (2018年10月28日 15時) (レス) id: 2e886a2453 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 1…部…？まだ…つづ…く？いよっしゃァァァァァァ！あまって涙が (2018年10月27日 0時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノノキ | 作成日時：2018年10月4日 22時
