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(伊沢目線)
7月、土曜の昼過ぎ。
ここに呼ぶのは些か性急過ぎたかもしれない、と思いつつも、数少ない女性QuizKnockライターを確保するための良い機会だったしと自分に言い訳してみる。
あの日から何回かやり取りをし、清水さんは我がQuizKnockのライターとして加入することになった。
それに伴うメンバーとの顔合わせとして、今日清水さんと会う約束をしている。
清水さんがこのQuizKnockの部屋に来るということで、普段はごちゃついている室内もすっかり片付いていた。
清水さんを待っていると、須貝さんが話しかけてくる。
「どれくらいにその清水さん？来るんだっけ。」
「えーっと…あーあと10分くらい？俺外出て待ってるわ。」
「やけにやっさしいね。」
「いつも俺は優しいだろー。」
そうでもないよ、と笑う声をスルーして外に出てみると、丁度道の向こうから清水さんが歩いてくるのが見てた。
(私服めちゃくちゃ可愛いな……。)
そう思いつつ、こっちこっち、というように手を振る。
「こんにちは。今日はお招きくださってありがとうございます。」
少し早足で近寄ってきて、会釈する彼女の長い髪がサラリと揺れる。
「…こんにちは、こちらこそ来てくれてありがとう。早速だけどこっちにどうぞ。」
見惚れてしまったのがバレやないかひやりとしながらも彼女を室内へ招き入れる。
ドアを開き、先に俺が入りくるりと振り返る。
そして、笑顔で迎える。
「ようこそ、我がQuizKnock編集室へ！」
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ぴの - 伊沢さんが大好きで読み始めました。キュンキュンします！続き待ってます！ (2018年11月30日 2時) (
レス) id: a8459cfa7b (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - えたさん» ありがとうございます〜！！励みになります！ (2018年11月24日 15時) (レス) id: b35afa0062 (このIDを非表示/違反報告)
えた(プロフ) - はじめまして〜！続きがすごく気になります…！更新頑張ってください！！ (2018年11月24日 12時) (レス) id: 9d6349b3fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月@初心者 | 作成日時：2018年11月23日 16時
