執事喫茶 ページ12
『なんで梅昆布茶じゃないわけ？』
「うちにそんなメニューはないです！そんなに飲みたいなら、近所のおばあちゃんにでも頼んでください！」
と言いながら、抹茶とオムライスを出してくる莉犬くん。
『わんわんおむらいちゅは？？？』
「うちにそんなサービスないので…メイド喫茶にでも行ってください…」
ちぇ…と思いながら、静かにオムライスを食べていると
「莉犬ー？俺のまだー？」
「客は黙ってろ！」
「わー、これ執事じゃなーい(棒)」
と、目の前でコントが開かれてる
長年の結束力みたいな感じがすごい良い
にしても、このオムライス美味しいな
「りいぬ〜！！！！邪魔するでーーー！！」
「邪魔するなら帰って〜」
「はいよ〜〜って、なんでやねーん！！」
うっわ〜、面倒なやつ来たな〜
扉の方を見ると、元気いっぱいなジェル先輩がいた
雰囲気を壊したせいで、周りから睨まれてるが
「お待たせしました〜カフェラテと焦げたパンケーキです」
男はきちっとした執事服で食べ物を運んできた
焦げたパンケーキをチラ見しながら
「あれ、カフェラテアートは？」
「当店扱っておりません」
「なにそれ？お客様に答えるのがお店ってもんでしょ？あたしのパパ、偉い人よ！」
何キャラ？迷走してるって
『まず、カフェラテアートがメニューにない件について』
「お黙り！！Aだって、梅昆布茶とか頼んだくせに！」
運んできた執事はまじで困惑している
私たち絶対迷惑な客やな…今のうちに抜けようかな
というか、さとみくんはまじの顔で
カフェラテ飲みながら、焦げたパンケーキを食べてる
どういう心境なの？
すると、遠くの方から
「俺は、このしぼりたてオレンジシャワーと莉犬特製ドックフードで」
「なんで、俺の友達ってまともなやつ居ないの？」
いや、一緒にしないでもらっていいですか？
とりあえず、その執事喫茶を抜けて
隣を見ると、まじで低レベルのジャングルがあった
「これが、噂の…」
『冷静に考えて、よくあれでやろうと思ったね』
そう、ここはころんのクラスである1-3
そして出し物は1-3ジャングル
そして、その実態は、もうまじで幼稚園で許されるレベル
木材をペンキで雑に塗って、簡単に森を作ったやつだ
「ご覧下さい、こちらが古来絶滅されたと言われる
スズキザルです、スズキザルとサトウザルは似ていますが、スズキザルのほうが少しだけ小さいのが特徴です」
「ウ、ウキーーーー」
可哀想に…
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赤い果実推し(プロフ) - 最近この作品を見つけました！面白いので、更新待ってます！ (2023年4月4日 16時) (
レス) @page20 id: e74b3194bc (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - めちゃくちゃ面白すぎです！何時でもいいんで更新待ってます！頑張ってください！ (2022年8月22日 16時) (レス) @page20 id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の馬鹿 - この作品印象強すぎていつも思い出してます！ (2022年8月19日 11時) (レス) id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
わっふるのとっぴんぐ(プロフ) - この作品まじで面白いです！ (2022年3月14日 22時) (レス) @page20 id: b8d201f8af (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - 自分のペースで大丈夫ですからね！私は完結までゆっくりでも待っています！頑張って下さい！ (2022年2月26日 21時) (レス) @page20 id: 40519882e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつっと | 作成日時：2021年2月28日 0時
