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文化祭当日 ページ11

文化祭当日

私はあの時の時雨さんところんの密会の謎を
とけずにいた

でも、時は進むもので…
文化祭当日になってしまった、この学校の文化祭は
2日間に分けて開かれて
一日目は1年生と2年生の前半
2日目は、3年生と2年生の後半

そして、2年生の前半には私のクラスの出し物も入ってる

とりあえず、私は、何故かさとみくんと回ることになっていた

『なんで、さとみくんなの?』

「俺じゃ嫌なの?」

『いや、嫌じゃないけど…』

「仕方ないだろ、頼まれたんだから」

そう、本来ころんと回るはずだったのに
その肝心のころんと私の仲がアレなため
ころんが代役を頼んだんだろう
ちなみに、風紀委員の仕事だ、これも

「まぁまぁ、とりま、食べるべ」

『私、そんな食べれないけど』

「タピオカ行くぞー!!」

『…聞いてる?』



そこら辺の屋台で、タピオカを頼むと
まぁまぁ学生にしてはよくやったな、みたいな感じの
タピオカがでてきた


私は普通においちー、と思って飲んでたのに

「…甘ったるいな…いちごミルクのことなんも考えてない…おい!!これ作ったのどこのどいつだ!」

『ちょっと!代理でも風紀委員なんだから、問題起こさないで!』


そのタピオカ屋から逃げて、そこら辺のマジックショーに入ると

「何だこの手品、わかるか?手品はこうやるんだよ!」

と、何故か手品をやりだした、さとみくん
何気上手いし!!

『はいはい!仕事を取らない!次行きますよ!』



そして、隣を見ると執事喫茶
いわゆる、莉犬くんのクラスだった

『ここに入ろう』

「えー、つまんなーい」

そんなさとみくんを無理やり連れて
執事喫茶に入ると、ちょうど莉犬くんがいた

「えっ!?なんでいるの!?」

よく見ると、莉犬くんは執事というより
お坊ちゃまみたいな格好をしていた

仕方ない、だって
黒の短パンにサロペットはどう考えてもお坊ちゃま

「なんだ、お坊ちゃまか、ガキに興味はねぇ、執事呼んできな」

「俺も執事だよ!」

『ごめんだけど、お坊ちゃま感が強い』

「Aさんまで!?ひどーい!!」

と言いながらも、席に案内された

「ご注文はお決まりですか?」

メニューを見ると、以外と完成度が高かった

「あー、俺は莉犬のカフェラテアート付きカフェラテと、莉犬が焼いた焦げ焦げパンケーキで」

『じゃ、私は莉犬くんが朝飲む梅昆布茶と、わんわんおむらいちゅで』


「帰ってもらっていいですか?」

執事喫茶→←密会



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赤い果実推し(プロフ) - 最近この作品を見つけました!面白いので、更新待ってます! (2023年4月4日 16時) (レス) @page20 id: e74b3194bc (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - めちゃくちゃ面白すぎです!何時でもいいんで更新待ってます!頑張ってください! (2022年8月22日 16時) (レス) @page20 id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の馬鹿 - この作品印象強すぎていつも思い出してます! (2022年8月19日 11時) (レス) id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
わっふるのとっぴんぐ(プロフ) - この作品まじで面白いです! (2022年3月14日 22時) (レス) @page20 id: b8d201f8af (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - 自分のペースで大丈夫ですからね!私は完結までゆっくりでも待っています!頑張って下さい! (2022年2月26日 21時) (レス) @page20 id: 40519882e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつっと | 作成日時:2021年2月28日 0時

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