いちごたちと転校生3【すとぷり】

親衛隊面倒 ページ9

べ、別にサボってたわけじゃないのよ？
ベジタリアンの世話に忙しかっただけなんだから！
(テスト期間だから更新遅いです)
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莉犬くんを教室に送り出そうとしたら、これまでにないほどのいやいやっぷりだったので、やめておいた

自分の教室に入ろうとして、ドアに手をかけた瞬間

ドンッ！

ビクッ！

ち、ちょっと誰ー？ドアにタックルしたやつー、ここラグビー部じゃないからー！ラグビーしたいなら、外行ってくれるー？(震え)

その後、誰が出てくることもなかったので、恐る恐るドアを開けると､腰を摩ってるさとみくんがいた

『あっ、ラグビー部の方…？』

｢は？｣

『あの、ここ、校庭じゃないんで、ラグビーやるなら外で…』

｢ラグビーじゃないって！｣

『え、ヤダ逆ギレ？』

何だか機嫌が悪い、さとみくん､私のボケにこんなキツく返すなんて…と思っていると笑い声が聞こえて笑い声のする前を見ると、ニヤニヤしてる数名の男子が
周りの人は､こちらを見ては、ニヤニヤしたり、見て見ぬふりしたり、ヒソヒソ話したり
あっ！しってる！私､進研ゼミでやった！
この状況って

『いじめですか？』

そう言うと、周りのやつは呆気に取られた顔をした、まさか私がこんなダイレクトに言うとは思ってなかったのだろう、安心して、私も

やべぇよ、声に出ちゃったよ…
ここはこの状況何ですかー？みたいな感じでとぼければいいのに、なんで声でちゃったのまじ、声帯とるぞ私

｢何、お前､助ける気？｣

と、前の男子が言うもんで、咄嗟に
あっ違います
とか言おうと思ったけど、慌てて口を手で抑えた
そして、考えて

『助ける気というかなんというか、いや、なんでこうなってるのかを』

と､説明を求めると

｢こいつが、美咲ちゃんを泣かせたから｣

は？そんなこと？
と思ったやつ､仲間
あ、もしかして、こいつら美咲ちゃん親衛隊みたいな奴らだろ！いやー、懐かしい！ジェル先輩のもいたなー(そんな前じゃないけど)今は自然消滅みたいな形で消えちゃったけど

いや、そんなことより、ほんと､なんでこういう親衛隊は人を貶めるんだろうな…不思議で不思議で夜しか眠れない

『あ、そうですか、なるほど、では』

と、適当な返事返しておいて、腰摩ってるさとみくんを連れて､席に座らせる

案の定、さとみくんもは？見たいな顔してるし、周りの奴らもえ？見たいな顔してる

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