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なーくんってエスパー ページ16

あの後、家に帰ってもさとみくんのことしか考えられなかった

いや、好きとかとは別の気持ちで…なんだろう…救ってあげたい…だけど、私に何が出来るか…

気づいたら、私は電話アプリを開いていた
すると、目当ての人の名前が出てくる


ななもり


別に交換した訳では無い、一方的に教えられただけで、困ったことがあったら電話してよ、と言われただけだ、別に追加する必要はなかったし、ただの好奇心、とは言っても、なーくんには電話番号を教えてなかったから、非通知で出ないだろうなぁ…

と思ったけど、かけてみた
まぁ、いいや、どうせ、出ないし


プルルルル

「Aちゃん、やっとかけてくれたね」

『えっ』

まさか出るなんて思ってなくて、スピーカーにしていたから、ビックリしてスマホを落としそうになった

「俺が出ないとでも思ってた?ざんね〜ん、俺Aちゃんの電話番号知ってるもん」

『なんで知ってるんですか…』

「いいじゃん、減るもんじゃないし」

いや、そうだけどさ…

『ていうか、学校の時と全然違いますね』

「あー、ごめんね、徹夜でイライラしてたみたい、今は仮眠とったから大丈夫だよ」

良かったぁ…優しいなーくんで…
てか、仮眠とったらいいんだ…

「で、どうしたの?Aちゃん」

『分かってるくせに…』

「あれ、バレちゃった?」

だって、声が楽しそうなんだもん

「さとちゃんのことでしょ?なんかあったの?」

『んー…』

ここで、私は言葉に詰まる
助けてって言ってた、その一言でいいはずなのに、何故かなかなか言えない
それを察したのかなーくんは

「じゃあ、言い方変えよっか、Aちゃんはこれからどうするの?」

『助けに…行く…』

「分かった」

と、電話を切りそうな勢いで言うので、私は急いで

『えっ、あの、なーくん』

「大丈夫、言いたいことは分かった、さとみくん言ったんでしょ?助けてって」

『なんで…』

「大体わかるよ、Aちゃん、明日暇?」

『う、うん』

「ならさ、面白いことしちゃお」

『お、面白いこと?』

「まぁ、ジェルくんの提案なんだけどね」

そこで、私は嫌な予感がした
まさか、あのジェル先輩憧れの少女漫画ストーリーに、私は巻き込まれるのではないかと

「てことで、よろしくね♪」

電話は切られた

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
助けにいくぅ!

更新なんてサボってません
ね?ね?

僕もそう思います…→←少女漫画みたいに



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あんな/ヨゾラ。(プロフ) - ベジタリアンマジ草。初めて見たとき吹きましたw センスの塊w (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0fbbe5f873 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 音兎さん» コメントありがとうございます!続編、祝って頂きありがとうございます!そうですね(暗黒微笑) (2019年12月27日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
音兎 - 続編おめえぇぇぇ((殴 三葉マジでしばき倒したいわぁ(黒笑) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 7e3a6520ef (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!全然、大歓迎です!とっても嬉しいです!今頃、どうしてますかねぇ( ¯▽¯ ) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - りぃ@天使様さん» コメントありがとうございます!ぜんぜんいいですよ!捌いちゃってください! (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつっと | 作成日時:2019年8月22日 2時

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