女嫌い ページ12
『嘘…』
「いや、誤解、誤解です!」
と、さとみくんが慌てて、否定しに来た
「いや、あのね、嫌いって言うか、俺に近づいてくる人達が、性格悪いだけで、それで女の子全体が苦手になっちゃったんだよ、でも、今はそうでもないから」
そっかぁ…苦手なのかぁ…
と、俯いていると
「先生が余計なこと言うから!」
「え、先生のせいなの?」
すると、さとみくんは突然私の手を握ってきて
「俺、好きだからね!Aちゃんのこと!」
と、突然告白的なことを言われて、思考停止した
後、さとみくんは、自分の言ったことに気づいて
「あっ、いやあの、そういう意味じゃなくて…いや、でもあの…」
と、1人で言って、1人で顔真っ赤になってるさとみくんが、可愛くて思わず
『あははっw』
笑ってしまった、すると、さとみくんはさらに、顔を赤くして
「あー、もう!」
と、言い、私を座っていた椅子から引っ張り出して
「早く行くよ!」
と、保健室を出ていった
そのまま、教室まで戻ると、せっかち先生が教室の前にいた
嫌な予感がした
「あら、おはよう、さて、言い残すことはあるかしら?」
あ、死ぬパティーンじゃんこれ
完全に怒ってるし…これ…
「オ、オハヨウゴザイマス」
『イイテンキデスネ』
「そうね、いい天気ね、曇りだけど」
しまった、ここ数日いい天気だったから…!
「もちろん、今から職員室よね?」
『え、でも授業が…』
「安心しなさい、100怒るわけではありません」
と、私の手当されたところを見て、一瞬顔を歪めるも、微笑み
「確かに、無断でのホームルーム欠席は良くないですが、人として良い行いをしましたね」
『良い行い…?』
「はい、全て聞きました、ただ言葉使いに問題があると聞きましたので、教育が必要かと」
まさか…ゴリラって言ったのバレてる…?ていうか、せっかち先生いい先生じゃん…
「あと、さとみくん、親から」
「親…?」
「日時が決まったと、明後日の昼からと仰っていました」
日時…?何の…?
さとみくんの顔色を伺うと、厳しい表情をしていた、まさか…結婚式の…?
「とりあえず、二人とも職員室に来なさい」
そう言われ、職員室にいき
先生から説教と私の行動について褒められた
説教が終わる頃には、もう、2時間目終了していて、3時間目が始まろうとしていた
さとみくんと共に、3時間目に間に合って、授業を受けているが、さとみくんの様子が落ち着かない
親からの話が関係してるよな…
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あんな/ヨゾラ。(プロフ) - ベジタリアンマジ草。初めて見たとき吹きましたw センスの塊w (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0fbbe5f873 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 音兎さん» コメントありがとうございます!続編、祝って頂きありがとうございます!そうですね(暗黒微笑) (2019年12月27日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
音兎 - 続編おめえぇぇぇ((殴 三葉マジでしばき倒したいわぁ(黒笑) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 7e3a6520ef (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!全然、大歓迎です!とっても嬉しいです!今頃、どうしてますかねぇ( ¯▽¯ ) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - りぃ@天使様さん» コメントありがとうございます!ぜんぜんいいですよ!捌いちゃってください! (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年8月22日 2時