いちごたちと転校生2【すとぷり】

アイスとマヨネーズ ページ34

兄が来て、数日、もともと、そんな重症ではなかったため、すぐ車椅子なしで歩けるようになった
一方、兄は、私が歩けるようになったのを見て、彼女探しの旅に帰った

そして、今月は6月
そう！ジェーンブライド！
花嫁の季節なんですよね！
まぁ、私には関係ないし､私にとって6月は梅雨だし
なんの関係性もないんですけど、この時期何だか、さとみくんが休みがちなんです
車椅子の頃から、3日に1回は休んでて、頼れないじゃん！とか思ってたけど、せっかち先生が、凄い積極的に運んでくれたので、助かった

何かあるのだろうか…とは思いつつ、聞くに聞けない状態…どうすれば…

『てことで！どうすればいいと思いますか！なーくん！』

｢うん、なんで俺？｣

さとみくんのいない日
なーくんを昼休み食堂に呼び出して、どうすればいいのか質問中

『やっぱ、他の人と違って、なーくんは頼れるんだよねぇ…？』

｢まじで？なんでも聞いて聞いて！｣

フッ…ちょろい

『まぁ､その前に１個質問いい？』

｢うん？｣

『その…なんでアイスにマヨネーズかけてるの？』

｢美味しいから？｣

なぜに疑問形…アイスにマヨネーズて…合わないでしょ

｢他にも、プリンに七味とか、ケーキに醤油とか合うよね〜｣

いや、合わないよ！？何その組み合わせ！？
味覚がおかしいの！？

｢あと、最近開発したんだけどね､ケチャップとあんこ美味しいよー｣

あの、想像しただけで吐きそうなんですけど
多分、その好みは他の人と合わないと思う…

『そ、そうなんだねー…』

｢食べる？｣

と、首をこてんとする、なーくん
可愛いけどね、食べてるものえげつないよ

『え、遠慮しときます…』

｢そう？美味しいのに…｣

美味しくなさそうだから言ってんのよ！

『あの、相談に戻るんだけど、さとみくんが最近休みがちなの､どうすればいいと思う？』

｢うーん…休みがちねぇ…体が弱いわけでもないし…ましてや、人間関係とかもないと思うし…家庭の事情？｣

『やっぱり、そこよねぇ、でも、3日間置きくらいに休む、家庭の事情って何？』

｢そう言われてもなぁ…お金持ちってなんかありそうだし…｣

｢『うーん』｣

結局、まとまらず、あの後、なーくんとお別れして、授業を受けた

性格の悪い幼馴染→←階段だんだん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す