いちごたちと転校生2【すとぷり】

休学 ページ23

ころんside
よし！終わった！
るぅとくんが、南校舎に向かって、数十分、僕は、映像を証拠として保存し、携帯に送っといた

早く片付けないと、ここをパパにバレたら、家族会議開かれちゃう！
とりあえず、電源を落とし、あー、るぅとくんからマスターキー返して貰わなきゃ…と、とりあえず、ここから出よう…
ここから出て、僕は、急いで､理事長室に向かった、そしたら、途中で鬼の形相した、ジェルくんが号泣している女の子を引っ張っているという、なんと普段ならありえない状況に出くわしてけど、相手が親衛隊の隊長だと分かった瞬間、納得した

｢ジェ…ジェルくん…？｣

｢ああん？…何だ、ころんか｣

あ、これ思った以上に機嫌悪いやつ、こんなジェルくん桜のいじめが発覚した以来見たことない､いやそれより酷いかも…ジェルくん、目が黒く濁ってるし

｢ジェルくん…あの証拠…｣

と言って、僕の携帯のさっき監視室から撮ってきた映像を見せた
すると、ジェルくんは

｢ついてきて｣

と、ぶっきらぼうに行って、歩いていった
ほんと、誰かジェルくんとジェルくんのそっくりさん入れ替えた？

理事長室に来て
僕は、コンコンコンとドアをノックした
中から、どうぞと聞こえたので

｢失礼します…｣

とガチャリとドアを開けた､すると目の前にはまぁ、僕のイケメンパパが高級そうな椅子に腰掛けていた

｢お、ころんじゃないか…どうした？｣

｢パパ実は…｣

僕は、何故ここに来たか、今までの経緯を証拠と一緒に話した
すると…

｢ふむ…まさかそんなことになっているとは…全く気づかなかった｣

何とか、認められたようで、ホッとしていると

バンッ

｢！？｣

僕は、突然の音に驚いて､音の正体を見た
そこには、いつも隊長のよこにいた、チビとショートカットのやつが、さとみくんと、なーくんに掴まれていた
ちなみに、2人の目も死んでいて、特にさとみくんはほんとに、酷かった

｢さ、さとみくん…？なーくん…？｣

｢お届けものです｣

｢同じく｣

と言って、掴んでいた2人を置いていき、去っていった

流石のジェルくんもこれにはびっくりのようで､目を見開いていた

｢全く…ころんのお友達はどれも乱暴なのだな…まぁ､それもとうの昔に慣れてしまった｣

と言って、パパは立ち上がり

｢3人とも、今回の件はとても許せない問題である、後日親御さんを交えてお話を願おう、それまでは君たちは停学だ｣

と、3人に停学証明書を渡した

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