帰りの時間 ページ49
そのまま、ころんに背負われてまずは、鞄の回収に向かった
｢あれ〜風紀委員会室ってどこだっけ〜｣
『は？どんな時に、ボケてんだよ頭かち割るぞ』
｢上下関係理解してくんない？僕、その気になったら見捨てることも出来るんだけど｣
『冗談やん〜』
｢冗談のトーンじゃなかったけどね｣
そのまま、風紀委員会室に到着、私は椅子に降ろされて､鞄を回収した
｢何か､行くところある？｣
『保健室に保冷剤返しに行かなきゃ』
｢保冷剤？｣
『ん』
と言って、私の痣だらけ、湿布だらけの足を見せる
｢あ〜｣
一瞬で､理解したと同時に何かを察したような表情になり、無言でころんは私をおんぶした
風紀委員会室を出ると、扉に鍵を閉め、職員室に返しに行った、と言っても、都合よく先生がいなくて､置いてきただけだけど、そして保健室にもよったけど、先生が帰ったらしく､誰もいなかった、扉は開いてた
｢また、鍵閉めてないのか｣
また！？常習犯なの！？
あの先生、いつかクビにされそう…
｢じゃ、保冷剤出して｣
『出せない』
｢はぁ…これだから豚は｣
『今のどこに豚が関係するの？ねぇ』
また、私を降ろして、私の鞄から保冷剤を出した
『うわ、女子の鞄普通に開けるとかデリカシーなさすぎ』
｢豚に女子とか関係ないでしょ｣
『一応､メスっていう分別があるんだけどね、ていうか、私豚じゃないし』
｢ゴリラの方が良かった？｣
『そういう問題じゃないんだ』
一応、手書きメッセージも残し、私達は保健室を出た､ころんに背負われて
｢じゃ、帰るよ｣
『らじゃー』
靴箱にきて、私はすのこ？みたいな所に降ろされた
『靴取って』
｢何番？｣
『2-3 31』
｢はい｣ ポイッ
『投げないで』
靴に履き替えて
『上履き戻して』
｢何番だっけ｣
『うわ、低脳かよ』
｢さぁーて、帰るか｣
『すみません、31番です』
｢まぁ、覚えてたけど｣
お前、私の足が直ったら覚えとけよ？
絶対許さないから
心の中で、ころんに復讐するの会を結成した
｢そう言えば、おうち何処？｣
『るぅとくんちの隣』
｢あー、あそこね｣
あ、それで通じるのね、まぁ、友達って聞いたしあたりまえか
『はい、おんぶ』
｢はいはい｣
その後、無事帰れました。
ちなみにお母さんには、彼氏かと疑われたけど、足の怪我を見せたらこの世の終わりみたいな顔して、必死に応急処置してくれました。
あれ、そういえば、私何か忘れて……
あ、ジェル先輩
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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (
レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ､、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます！楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります！ (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます！ (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます！了解しました！ (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつっと | 作成日時：2019年5月8日 16時
