金曜日の委員会 ページ43
『なんかさっきから、浮かない顔してるけど、なんか聞いちゃいけない内容だった…?』
「いや、そんなんじゃないんだよ?ただ、俺は親のことあんま好きじゃないんだ」
『そうなんだね』
「『…』」
「え、深く聞かないの?」
『何、聞いて欲しいの?』
「いや、別にそういうことじゃないけど…」
『ずかずか聞いちゃいけない内容かなって思って』
「…いつか話すよ、必ず」
『うん、待ってる』
さとみくんの家は、だいぶ複雑そうだ…
私が首を突っ込んでいい内容じゃないしなー
まぁ、そんな雰囲気も放課後になれば
「いぇい!今日部活休みー!」
『チッ、委員会だよ今日』
「ざまぁwwww」
『殴り飛ばそうか?』
「ごめんなさい」
がらっと変わるものですよ、ていうか、今日委員会じゃん…ジェル先輩に言ってねー…まぁいっか
そのまま風紀委員会に向かう
ガラッ
そして風紀委員会室を開くと、そこにはあの憎たらしいころんがいた
『こんにちはー』
「こんにちはー」
「…」
は?ころん無視?ありえないんだけど
他の子は返してくれるのに!
殴り飛ばすのこいつかなー…?
そう思いながら、指定の席に座る、
そういえば、全然人いなくない…?今日委員会あるよね?
「こんにちはー!」
『こんにちはー』
「こんにちはー」
委員会が始まる時間、風紀委員会の委員長がきた、みんなこんにちは、と挨拶するそしたら、ころんが
「ちわ」
挨拶返したァァァァァァ!?
何この差、信頼の差なの?ねぇ?
「んー、これだけかぁ…今日は大事なやつ決めるんだけどなぁ、まぁいいや!そこの2人!ちょっと来て!」
と、私ところんが呼ばれた
渋々、立ち上がり行くと
「2人にお願いなんだけどね…毎週金曜日に風紀委員として見回りして欲しいの!それ以外は2人がいない時に決まったんだけど、そこだけがどうしても埋まんなくて…」
おう…正直めんどくさい…
ていうか、ころんといっしょとか絶対やだ
「嫌なんですけど、こいつと一緒とか」
わぁお?大胆だねー?
さすがに傷つくんだけどぉ?
「そこをなんとか!お願いします!2人しか頼める人いないの!」
と言って、委員長は頭を下げてくれた
『いや、これは受け入れるしかないでしょ、頭まで下げてくれたんだし』
「黙れ、ピンク」
『は?』
「委員長、顔上げてください、僕はいいんですけど、どうしてもこいつとはやりたくないんです」
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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時