さとみくんがまさかの! ページ41
『それは冗談で!アハハ……』
何笑ってんだよ自分、さぁどうする…どういえばいい…
ほら、ジェル先輩固まっちゃったよ…
どう見ても怪しすぎるでしょ、怪しさ満点だわ私
「で、本当は何なん?」
やっべー…いいずれぇ…さすがにふざける訳にもいかないし
『いや、特にこれといったあれはないんですよ、ジェル先輩が遅すぎて、なんかいじけてたんです』
「ほんとに?」
『ほんとほんと』
今私の手触ってみ?冷や汗ダラダラだから
運動後並に汗かいてるよ今
仕方ないよね、普段そんなに嘘つかないもん
「そういえば、今日朝なんでいなかったん?」
あー!そう来たかー!ここは…
『今日学校早く行かなきゃ行けなくて…昨日の帰りに言おうと思ったんだけど言えなかったから、ごめんなさい』
我ながら天才的な言い訳!皆真似していいよ!
「ふーん」
反応微妙じゃね…?え、なんかやらかしたか…?
すっごい不安になるからやめてよね!冷や汗でコップ1杯分の水できちゃうくらいに今かいてるから、多分出来ないけど
『と、とりあえず食べましょ…?』
「食べるか」
二人でいただきますした後、無言での食事…
辛い…辛すぎるよ!そうだ!ここであの話を!
『そ、そういえば、ジェル先輩に聞きたいことがあったんですよー!』
「何を聞いたいん?」
『さとみくんについてなんですけど、さとみくんって何か医療の知識とか持ってたりします?』
まぁ、ありえないだろうけどね、一応ね
ちょっと気になったからね、うん
「あー、さとみくん親が医者なんよね」
『えっ』
「家も豪邸で、結構のお坊ちゃんやで、さとみくん」
『えっ』
「医療の知識あるかどうかは知らんけど、ある程度言われとるんやない?」
『えっ』
「何なんそれ、カオナシの真似?それなら俺の方が上手いで、アッアッサビシー、サビシー」
『アハハ( ˙-˙ )』
「え、笑ってないよね?似てると思わん?声真似は得意やねん、他にもやってみようか?」
『あっいいです( ˙-˙ )』
「その顔やめて、俺がすべったみたい」
『元から寒いです』
「え!?」
ちゃっと!Aちゃん?とか言ってくるジェル先輩を無視して、私は、最悪の可能性について考えた
さとみくんが…医者の息子…?そしてボンボン…?
聞いてねぇよ!あー、終わったー、絶対バレた
階段で躓いたくらいであの怪我は出来ないよな、ってバレた絶対
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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時