保健室 ページ38
保健室の先生に手当してもらった、るぅとくん
と言っても、ただの擦り傷だけどね
だけどすごい痛そう、実際に消毒されてる時
目がうるうるしてた
そしたら、私の方を見て
「A先輩も怪我してるので、見てあげてください」
おい
るぅと、許さねぇ
なんて視線で、るぅとくんを見たら、そっぽ向かれました、可愛くねぇなこいつ
「あら、大変ねぇ、お二人さん、どれどれ見せてみんさい」
なんて、おばあちゃんみたいなことを言っているが、実際はちょー巨乳の美人な先生なんですよ
あれだよね、残念美人ってやつ?
あれ、前にも言ったな
などと、思いながら、仕方なく、足を見せると
「あらぁ〜、大変誰かにいじめられたの…?」
「はい!そうなんです!」
何故!お前が答える!るぅとよ!
「とりあえず、冷やすわよぉ、ちょっと冷たいけど我慢するんだよ〜」
『ギャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!』
「はしたない声ねぇ〜、それでも女?」
『先生、冷たいです…!』
「ハイハイ、授業中ずっとつけてるんだよ〜」
『拷問ですか…!?』
その後、先生にめっちゃ貼られて、その度に悲鳴をあげてました
ついでに放課後には返す約束をして保冷剤ももらった
『はぁ…冷たい』
今は、るぅとくんを送るために、4階に来ている
1年生の教室は、4階にあるのだ、正直言って、普段でも4階分はきついが、足を負傷している今は、もっときつい
るぅとくんも、負傷しているので
2人して、のろのろと階段を上がっていたら、いつの間にか、HRの時間が近付いてきた
「あの、A先輩…ごめんなさい」
『ゼェハァゼェハァ…え…?』
「僕の家のとき、いきなりひどいこと言っちゃって」
『嗚呼、ゼェハァ…い、いいよ別に…ハァハァ、き、気にしないし…ぜぇぜぇ』
「うん、気にしてないなら、いいんですけど、大丈夫ですか、先輩、瀕死なんですけど」
『ぜ、全然ベリグーよ…!ゼェハァ…』
「無理して送ってもらわなくても、良かったんですよ」
『い、いいのよ、送らないと何だか悪いし、ハァハァ…』
はぁ、なんて、情けないのかしら…
私の他にいる?負傷しているとはいえ、階段4階分上がっただけで、1000m走ったあとみたいなやつ
これだから、毎年体力テストEなのよね…
私、E以外見た事ないんだけど、ほんとAとか取れるやつって、体おかしいんじゃないの?体の構造違う?ほんとに、一緒の体になってるのかな、ちょっと調べて欲しいんだけど
534人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時