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季節は巡って、2年生の夏になった



貴女「緊張する」



玲於「大丈夫、いつも通りね」



貴女「うん」



今日はコンクール

無事に校内選考も通り、今日までしっかりとレッスンをしてきた



貴女「お兄ちゃんとお母さんも客席にいるはずだし」



奏先輩のことをお兄ちゃんと呼ぶのは当たり前になり

先輩のお母さんのことも最近、お母さんと呼ぶようになった



玲於「亡くなったお母さんとお兄ちゃんも絶対見守ってくれてるし、何より俺がいるし」



貴女「うん、そうだね」



アナウンスで私の名前が呼ばれた



玲於「頑張ってね!」



ちゅっと額にキスをしてくれた


何かある時は緊張を解すために玲於はいつもしてくれる



貴女「行ってきます!」



客席を見ると、最前列に

お兄ちゃん、お母さん、それに茉白ちゃんと廉くんまでいた


演奏が終わると、客席のみんなが大きな拍手を送ってくれた


わ、なんか泣きそう

礼をして玲於がいる舞台袖へ戻った



玲於「お疲れ様!」



両手を広げて待っていてくれた


ぎゅっ



貴女「ありがとう!」



玲於「すごい良かった!」



貴女「ん、ありがとう」



結果は1位を獲ることができた



茉白「おめでとう!」



廉「Aちゃん、おつかれ!」



奏「俺、ちょっと泣いちゃった」



奏母「私もよ…」



貴女「みんな、ありがとう」



玲於「Aのこと褒めてくれるのはありがたいけど、今日は2人でお祝いするからね!邪魔しないでね!」



廉「出た、玲於の独占欲」



茉白「Aも大変だね」



貴女「そんなことないよ?私も玲於のことになると同じようになっちゃうし」



玲於「好き」



奏母「じゃあ私たちは帰りましょう」



奏「うん、またねお2人さん!」



廉「俺らも帰るか!」



茉白「ばいばーい!」



玲於の家に帰ると、玲於は帰る途中で買った

お祝いの食べ物をすぐに準備した



貴女「食べる前にシャワー借りてもいい?汗かいちゃったから」



玲於「もちろん、その後俺もシャワーしよ」



2人ともスッキリし、お茶を準備して乾杯をした



玲於「どんどんピアノ上手になるね」



貴女「お兄ちゃんのおかげかな。ずっと見てくれてるから」



玲於「奏先輩も大学でピアノの評判いいみたいだよ」



貴女「すごいなあ」



玲於「Aも十分凄いよ」



ちゅっ



貴女「そう…かな」



玲於「うん。…ねぇ、A」



貴女「…ん?」



玲於「ベッド行かない?」

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佐野冬美(プロフ) - 美紀さん» いつもコメントありがとうございます!まだまだ暑さ続いてますね(汗)お互い気をつけていきましょう!! (2019年9月3日 21時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年9月3日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2019年8月30日 22時

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